ロシア、クルスク州の完全奪回表明 ウクライナは否定

 ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は26日、越境攻撃を受けていた西部クルスク州をウクライナ軍から完全に奪還したと表明した。写真はゲラシモフ参謀総長から報告を受けるプーチン大統領。26日撮影。代表撮影(2025年 ロイター/Sputnik/Alexander Kazakov)

[モスクワ 26日 ロイター] - ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は26日、越境攻撃を受けていた西部クルスク州をウクライナ軍から完全に奪還したと表明した。また、北朝鮮兵が同州でロシア軍と共に戦っていたことも認めた。

一方、ウクライナはクルスク州が奪還されたとの主張を否定。同州とロシア西部ベルゴロド州で作戦を展開していると述べた。

ロシア大統領府が公表した動画によると、プーチン大統領は「ウクライナ政権の冒険は完全に失敗した」とし「クルスク州での敵の完全敗北により、他の重要な前線でロシア軍がさらに成功を収める条件が整う」と述べた。

ゲラシモフ氏は北朝鮮兵の貢献を称賛。「高いプロ意識、不屈の精神、勇気、英雄的行為」を示し、ロシア兵士と「肩を並べて」戦闘任務を遂行したと述べた。

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