脱「上から目線」の改革を 高市政権キーマン維新・遠藤氏の次の一手
高支持率が続く高市早苗政権。そのキーパーソンは、日本維新の会の国対委員長を続けながら首相補佐官として官邸入りした遠藤敬氏だ。毎日新聞の単独インタビューで「上から目線」でない改革の必要性を説いた遠藤氏。次の一手は――。【園部仁史】
――自維連立政権発足後、初の国会を終えました。
◆連立すると思っておらず、怒濤(どとう)の2カ月だった。僕らは「ゆ党」と言われながらも野党だったから、立ち振る舞いが野党っぽくなる。ただ、せっかく連立を組んだ。自公連立とは違うところに期待感があると思う。一緒にやる限りは全力で支えていこう、という思いは強い。
――維新らしさで気をつけていることは。
◆改革し政治を動かしていくのが維新らしさだ。「政治も捨てたもんじゃない」と国民の意識を変えていきたい。歴史ある自民党には組織・団体の意向が強く反映される。一方、僕らは何もない。自民からすれば「何もないから勝手なことが言えるやないか」ということかもしれないが、国民の多くにとって組織・団体は関係ない。僕らは何もないところに原動力がある。
議員定数削減や社会保障改革では、なんとか風穴を開けた。国民の期待から言えば不十分なのは理解しているが、やらないよりやった方がましだ。
――電気・ガス代の補助拡大では、遠藤さんが政府・自民と調整したそうですね。
◆僕が言っていなかったら(補助拡大には)なっていなかったと思う。ただ、それをストレートに受け入れてくれた高市早苗首相の感性というか、スピード感は早かった。「たかが電気・ガス代しかできてないやないか」と言われたら終わってしまうが、自公政権ではそれすらできていなかった。給付に回っていた。
<後半で読めるトピック>・定数削減は「姿勢」・国民民主との連立は…
・衆院解散・総選挙の考え方