米主要株価指数先物が下落、S&P500は弱気相場入りへ

米主要株価指数先物が7日、急落した。株価のスクリーン、ニューヨーク証券取引所で4日撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid/File photo)

[7日 ロイター] - 米主要株価指数先物が7日、急落し、S&P500種(.SPX), opens new tabの弱気相場入りを示唆した。ダウ工業株30種先物も最高値から20%下落した。

トランプ米大統領が先週発表した貿易相手国に対する相互関税の経済への影響を懸念する投資家は国債投資に殺到している。

米10年債利回りは3.954%に低下。米国が景気後退に陥るとの懸念が高まり、米連邦準備理事会(FRB)が早ければ5月にも利下げに踏み切るとの見方が出ている。

S&P500種Eミニ先物は高値から20%超急落。同指数が過去最高値から20%下げて引ける場合、弱気相場入りとなる。

寄り前の取引では米東部時間午前6時22分までに、S&P500種Eミニ先物は115.25ポイントポイント(2.26%)安、ナスダック100Eミニ先物は411ポイント(2.34%)安、ダウEミニ先物は916ポイント(2.38%)安。これに先立つ下げからはやや戻している。

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