ジャニー氏に「謝って」、二宮和也の“今さら発言”に「黙認してたんじゃないの?」の非難(週刊女性PRIME)

「ある日、かねてから付き合いのあった編集者から声をかけられたのが出版のきっかけだそうです。それは雑誌『MORE』で二宮さんの連載を10年間担当していた人で、病気を患ってしまったというその編集者に《二宮さんの言葉をお守りのような存在として持っておきたい》と言われ、決意したと明かしていました」(文芸誌編集者)  同書は10個の四字熟語をテーマに、二宮が100の問いに答えるという構成になっている。実はもともと『百問一途』というタイトルだったという同書。『独断と偏見』というタイトルに変更した理由は、《あまりにも独断と偏見すぎて、タイトルと合致していないなというのが読み終えた後の感想だったんです》ということらしい。結局、『独断と偏見』にしたいということを担当編集に伝え、急ピッチで変更してもらったそうだ。  内容に関しては、 「そんなに大それたことも言っていない」 「自分が気が向いた時に読んでもらえればいいかな、と思う」  と語る二宮。また、 「それぞれによって刺さるところが違うと思うので、それを見つけてくれたらうれしい」  ともコメントしている。

「著書の中で二宮さんは、ビジネス論や人付き合いに関することなどを縦横無尽に語っていますが、注目を集めたのは“会いたい人”としてジャニー喜多川氏を挙げ、《謝ってもらいたい》といった趣旨を述べている点です。インタビューでは、ジャニー氏に対して“この本を作るきっかけとまでは言いませんけれど、大元にやっぱりいる人”と話しています」(芸能ライター)  ジャニー喜多川氏といえば、思い出されるのは性加害問題だ。二宮は直接そのワードを出してはいないものの、「あの人が人様に迷惑をかけずに生活してくれていれば、僕が所属していた事務所はなくならなかった」「これは僕の完全な偏見ですけど、そうして(謝って)もらいたいタレントはいっぱいいたんじゃないかな」とも語っている。  彼の感情として「謝って」と思うのは当然だろう。しかし世間からは、 《あなたも知ってて黙認してたんじゃないの?》 《長年在籍してたのに、“知らなかった”は通じないと思う》 《今ここで言うくらいなら生前に言えばよかったのに》 《他人事すぎて残念》  など、厳しい声が――。  タイトルとおり、二宮の“独断”と“偏見”が詰まった同書。何を書こうが彼の自由だが、“ジャニーズ問題”に関しては、慎重に言葉を選んだほうが良さそうだ。

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