275万円! ホンダ新「"4WD"コンパクトSUV」発売! 最上級より「145万円オトク」な"ブラック多めの内外装"仕様! 全長4.3m"ちょうどいいボディ"が魅力の「ヴェゼル」最安モデルとは?

2025年10月2日に一部改良が発表された「ヴェゼル」のなかでも、最も安いモデルとは一体どのようなクルマなのでしょうか。

ホンダ2番人気のコンパクトSUV「最安仕様」とは?

 2025年10月2日に一部改良が発表され、翌3日に販売が開始されたホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」。

 一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表した「乗用車ブランド通称名別順位」によると、ヴェゼルの2025年9月における月間販売台数は7401台と、ホンダの普通乗用車のなかでは「フリード」に次ぐ高い人気を誇っています。

 なかでも、最も手の届きやすいエントリーモデルとは、どのようなモデルなのでしょうか。

ガーニッシュ類がブラックなのも特徴の1つ!最安モデルの気になる仕様とは?

 ヴェゼルの初代モデルは、2013年12月に誕生しました。

 SUVとクーペの特徴を融合させたデザインとパッケージングを採用し、ホンダの世界戦略の一翼を担うコンパクトSUVとして開発されたモデルです。

 現行の2代目は2021年4月にフルモデルチェンジを実施。「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」をグランドコンセプトに掲げ、日々の暮らしをより豊かで楽しいものにすることを目指しています。

 今回の一部改良では、「G」「e:HEV X」「e:HEV X HuNTパッケージ」の各グレードに、「Honda CONNECTディスプレイ」や「ワイヤレス充電器」、「ETC2.0車載器」をセットで選べるメーカーオプションとして新たに設定。

 多様化するユーザーニーズに対応しました。

 また、昨今の原材料価格や物流コストの高騰を受け、全国メーカー希望小売価格も改定されています。

 そんなヴェゼルには複数のグレードが設定されていますが、なかでも最も安価なモデルが「G」です。

 ボディサイズは全長4340mm×全幅1790mm×全高1580mm、ホイールベースは2610mmと、SUVらしい堂々としたサイズ感を備えています。

 エクステリアは、サイドを前後に貫く水平基調のラインが特徴で、美しく洗練された印象を演出。

 Gグレードでは、フロントウインドウに遮音機能が設定されない点や、各ガーニッシュがブラック仕上げになっている点、ドアミラーがボディ同色となる点が特徴です。

 足もとにはブラック+切削仕上げの16インチアルミホイールを採用し、スタイリッシュさと力強さを両立しています。

 インテリアも外装同様に水平基調のデザインでまとめられ、広い視界を確保。

 ファブリックシートを含めた室内カラーはブラックで統一され、乗る人すべてに快適で落ち着いた空間を提供します。

 快適装備として、「Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージ」や「運転席&助手席シートヒーター」を標準装備。「ワイヤレス充電器」はメーカーオプションで選択可能です。

 安全面では、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。車両や歩行者との衝突回避を支援する「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」をはじめ、「先行車発進お知らせ機能」や「歩行者事故低減ステアリング」など、多彩な機能を備えており、日常の走行からロングドライブまで安心して運転できます。

 パワートレインには1.5リッター DOHC i-VTECエンジンを搭載。最高出力118PS、最大トルク142Nmを発揮し、WLTCモード燃費は15.0km/Lを実現しています。駆動方式は4WDを採用。

 ヴェゼル G 4WDの販売価格(消費税込み)は275万8800円で、改定前の264万8800円から約11万円の値上げとなりました。

 それでも、人気コンパクトSUVの最安グレードが200万円台後半で購入できるのは、依然として“お得”な価格帯と言えるでしょう。

 さらに、上位グレードの「e:HEV Z・PLaYパッケージ 4WD(391万9300円)」と比較すると、約145万円も価格差があり、コストパフォーマンスの高さが際立っています。

栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

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