BYDが軽自動車市場に参入、EVプロトタイプ初公開へ…ジャパンモビリティショー2025

日本独自の軽規格に準拠したBYD初の海外専用設計モデルの軽EVプロトタイプ全 4 枚

BYD Japan Groupは、10月29日から11月9日に東京ビッグサイトで開催されるJapan Mobility Show 2025に出展する車両の詳細を発表した。

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同グループは乗用車部門と商用車部門の計13台を展示する予定で、これは前回出展を大きく上回る台数となる。乗用車部門(BYD Auto Japan)は、日本独自の軽規格に準拠した初の海外専用設計軽EVプロトタイプをワールドプレミアとして参考出品する。これは「地球の温度を1度下げる」という企業理念の下、最新バッテリー技術を活用した新たな挑戦という。

商用車部門(BYD JAPAN)は、小型EVバス「J6」をベースにした移動可能なオフィスとしての新モデル「J6リビングカー」をジャパンプレミアとして参考出品する。同モデルは移動オフィスや災害時の一時避難所利用を意図し、内外装に工夫を凝らし快適な空間を実現している。

また、BYDのブースでは乗用車部門で「YANGWANG U9」のダンスパフォーマンスや「HARIBOW」の特別パフォーマンス、商用車部門での車両紹介イベントも予定されている。プレスカンファレンスは10月29日午後に行われ、今後の車両発売予定や企業ビジョンが語られる。

Japan Mobility Show 2025は日本自動車工業会主催で、プレスデーは10月29日と30日、一般公開は10月31日から11月9日まで。場所は東京都江東区の東京ビッグサイトで行われる。最新情報はBYD Japan Mobility Show 2025特設サイトで順次公開される。

《森脇稔》

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