イーサリアム、過去85%の期間でビットコインのパフォーマンスを下回る アナリストが指摘

暗号資産(仮想通貨)アナリストのJames Check氏は8日、イーサリアム(ETH)はこれまで85%の日数において、ビットコイン(BTC)のパフォーマンスを下回っているというデータを公開した。

以下の画像がCheck氏が公開したETH/BTCのチャート。ローンチ直後の2015年から2017年ごろ、2020年1月前後の緑色になっている箇所がイーサリアムのパフォーマンスがビットコインを上回った時期である。

出典:X

Check氏は以前、オンチェーン分析で評価の高いGlassnodeでリードアナリストを務めていた人物。Glassnodeには現在もリードアナリストであると記載しているウェブページもあるが、Substack上の説明によると現在はGlassnodeを離れ、同氏は現在checkonchainというニュースレターの運営などを行なっている。

また、8日には、イーサリアム上のアクティブアドレスの数が4年間、同水準のままで停滞しているとの指摘も上がった。以下の画像はEtherscanのデータで、アクティブアドレスの推移を示している。

出典:Etherscan

イーサリアムについては最近、取引手数料からバーン(焼却)される数量が減少していることや手数料収益が大幅に減少していることも指摘されてきた。

関連:イーサリアムL1の手数料収益が大幅減少 目標達成も課題浮上

このような状況にある主な要因としてはBaseなどのL2ネットワークが発展し、イーサリアムの価値を分散させているとの声がある。また、イーサリアム上で独自トークンが多く発行されていることも要因の1つであるとの指摘も上がった。

L2とは

「レイヤー2」の略で、「2層目」のネットワークのこと。全ての取引をメインチェーンで処理すると負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。取引の一部をL2で行うことで、メインチェーンの負荷軽減や処理速度の向上を期待できる。

アップグレードの計画

他にも、ETH/BTCの価格が約5年ぶりの水準まで下落していることを指摘する声もあるが、イーサリアムは現在も長期にわたる開発計画を継続中だ。投資資産としての魅力が減少しているとの見方もあるが、課題を1つずつ解決できるように開発を行なっている。

次に行われるアップグレードは「Pectra(ペクトラ)」で、メインネットで実施時期は現時点で5月7日の予定。ペクトラではアカウント機能の強化やバリデータ体験の改善、L2の拡張性向上などを目指している。

また、現在はすでにその次のアップグレード「Fusaka(フサカ)」の予定も明かされており、今後の開発に注目が集まっている。

関連:イーサリアム「ペクトラ」、実装日は5月7日と最終決定


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