「ハングリーな集団に行きたい」西村拓真が求めたFC町田ゼルビアの環境。横浜F・マリノスを離れて新天地へ

【写真:編集部】

 西村は2022シーズンにベガルタ仙台から横浜F・マリノスに加入。24年1月にセルベット(スイス)に期限付き移籍し、6月に復帰していた。仙台とマリノスでJ1通算187試合出場、39得点を記録。22シーズンには10得点を挙げ、マリノスのリーグ優勝にも貢献しており、同年にはEAFF E-1サッカー選手権で日本代表デビューも果たしている。

 マリノスに復帰した昨季はリーグ戦12試合の出場に留まり、オフに町田へ完全移籍することとなった。仙台とマリノスの両クラブで活躍し、日本代表でもプレーした西村だが、サッカー選手としてさらなる成長を求めて大きな決断を下した。移籍にあたり西村は「本当にハングリーな集団に行きたいと思ったし、タイトルをここで取りたいと思って選んだ」と意気込む。

 町田の印象については、「しっかり戦うチーム。すべてにおいて徹底されている」と話す。さらに、「(周りに)合わせてもらうんじゃなく、自分がしっかり合わせられるように、すべてを吸収していきたい」と話した。

(取材・文:加藤健一)

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