元任天堂開発者が“『ピクミン』のオンライン対戦”欲しさに作ったゲーム『Jelly Troops』、3月7日からプレイテスト実施へ。誰でも遊べるチャンス
パブリッシャーのPhoenixxは3月5日、Nukenin合同会社が手がけるリアルタイムアクション戦略ゲーム『Jelly Troops』のプレイテストを、3月7日午前10時から10日午前10時にかけて実施すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、誰でも参加可能。
本作は、「誰でもできる簡単RTS」をうたうシンプルルールが採用された対戦型ゲームだ。ローカル画面分割およびオンラインでの2人対戦に対応する。
『Jelly Troops』では、ダンジョンのようなマップにて2人対戦をおこなう。マップ内には両プレイヤーの陣地となる魔法陣が存在し、それぞれに大旗が配置。相手の大旗を回収すれば勝利だ。また、マップの各所に存在する小旗を3つ回収することでも勝利となる。
そして本作では、コンパニオンキャラクターであるスライムを使ったゲームプレイが特徴だ。スライムはプレイヤーの後をついてきて、任意の場所に投げることが可能。旗に向けて投げると、引き抜いて自陣まで運んでくれる。また、マップ内に生えている魔法の実を回収させると、新たなスライムが生まれ追加される。スライムを増やすことは大事であるが、旗の回収とどちらを優先させるのか判断が求められることだろう。
スライムを使うと、特定の場所に壁を作る事もできる。対戦相手のスライムが旗を運ぶルート上に設置して、遠回りさせるようなことが可能だ。なお、対戦相手が回収した小旗については奪うことができ、こっそり相手の魔法陣に忍び込むステルスプレイも勝利のカギとなる。
マップ内には、敵キャラクターであるガーディアンも存在し、一定範囲内に入った者を襲いスライムを攻撃してくる。プレイヤー側の対処としては基本的には逃げるしかなく、先述したスライムの壁が役立つ事だろう。また上手く誘導すれば、対戦相手にガーディアンの矛先を押し付けることも可能だ。
このほか、プレイ中には宝箱がマップ内にドロップすることがあり、スライムを使って開けると魔法の書を獲得。魔法の書の効果はランダムで決定し、たとえば任意のタイミングでスライムを一定時間素早くしたり、逆に対戦相手を遅くしたり、あるいは岩を落としたりなど、さまざまな種類がある。
そして今回、本作のゲームシステムやバランスの調整、サーバー負荷テストを目的としたプレイテストが、3月7日午前10時から10日午前10時にかけてPC(Steam)向けに実施されることが決定。期間中に配信される体験版をダウンロードすれば参加可能だ。