止まらない物価高 11月食料品1400品目以上値上がりへ 「物価の番人」日銀の政策運営が14年越し新局面 2%物価目標到達で課題は「インフレ抑制」【サンデーモーニング】

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日銀は、2013年にデフレ脱却のために目標と掲げた「基調的な物価上昇2%」に到達したと発表しました。物価上昇が当たり前となった時代に、子どもたちの教育にも変化があらわれています。

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■11月も1400品目超が値上がり スーパー社長が国会で物価高訴えるアキダイ 秋葉弘道 社長「シイタケとかキノコ類。実は物価高の中で値動きが非常に緩やかなんですよ」日々店頭に立ち、物価高に直面する客と向き合う、スーパー・アキダイの秋葉社長。10月27日、エプロンをジャケットに替え、消費税減税を巡る議論が行われている国会に、参考人として出席しました。アキダイ 秋葉弘道代表「(消費税)7%下げるのに必死になって議論されていますけど、そもそも物価高というのは消費税が8%であろうと、1%であろうと進んでいくわけですから。キャベツが198円だったものが298円になれば、7%どころの騒ぎじゃないんです」実際、キャベツの小売価格は、平年に比べ2倍に。今後も物価高が続けば、2年間限定の消費税減税の効果は、焼け石に水になると懸念を示したのです。止まらない物価高。11月も1400品目以上の食料品が値上がりする見通しで、その中には、マヨネーズが9%、缶コーヒーが12%値上がりするなど、消費税減税分の7%を上回るものもあります。■インフレで高まる投資への関心 教育現場にも波及モノの値段が上がる物価高が続く「インフレ」。裏を返せば、“お金”の価値が減っていくことになります。そのため、預貯金が目減りしていくことを防ごうと、高まっているのが「投資」への関心です。10月、千葉県の小学校では、高校生たちによる「金融にまつわる出張授業」が行われました。高校生「みなさん、投資っていう言葉を知っていますか?」先生役の高校生が自分たちで制作した、「ショート動画」の上映からスタート。インフレ環境でのお金との向き合い方や、投資の意味、儲け話に潜むリスクなどについて考えました。

小学生から考える「お金」の話。


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先生役の高校生も、動画を作る中で新たな学びがあったといいます。高校3年生「インフレについて授業で知ったときは、ただ単に物価が上がったりするだけかなって思ってたんですけど、お金を貯めたり使ったりすることにも影響があると初めて知りました」「最近1か月ごとに『9月、何個の商品が値上がりしました』っていうのを見るたびに、また身近なものが上がっちゃったなって思う」担当教諭は…千葉県立小金高校 大塚功祐 教諭「(物価高で)なぜモノが高くなるのかとか、どういう政策が取られてこうなっているのかというところを、授業の中でとらえていかなきゃいけないなと思っています」■日銀2%物価目標到達も 今後の課題は「インフレ抑制」こうした中、30日、「物価の番人」である日銀の政策運営が、14年越しに新たな局面に入りました。日本銀行 植田和男 総裁「長い間そこを目指してきたという面では、一つの節目であるという風には思っている」「デフレの脱却」から舵を切ったのです。日本銀行 黒田東彦 総裁(2013年当時)「これまでとは次元の違う金融緩和」2013年、日銀は「2%の物価上昇」を掲げ、異次元の金融緩和を導入。物価も賃金も上がらない「デフレ経済からの脱却」を目指しました。それから足かけ14年。物価の基調が、目標の「2%」に達したと初めて示し、今後は「インフレ抑制」に軸足を置くことになります。日本銀行 植田和男 総裁「基調的な物価上昇率を2%程度の水準で安定させていく観点がこれまでより重要になる」

物価上昇をコントロールし、いかに上振れを防ぐのか。物価の番人の舵取りが試されています。

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