佐藤健主演『グラスハート』メイン予告&ビジュアル公開 Taka、川上洋平、Yaffleら参加アーティスト26名一挙発表

Netflixシリーズ『グラスハート』ビジュアル

佐藤健が主演、共同エグゼクティブプロデューサーを兼任した人気小説の実写化作品『グラスハート』のメイン予告とビジュアルが公開された。

原作は、1993年から現在まで書き継がれてきた若木未生の同名小説。所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音(宮﨑優)が、孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季(佐藤健)から突然、自身の新バンド「TENBLANK(テンブランク)」のドラマーとしてスカウトされ、活動していく姿を描く。

公開された予告では、前半でTENBLANKの運命的な出会いから、野田洋次郎が作詞し、飛内将大が作曲を手掛けた楽曲「旋律と結晶」の疾走感溢れるメロディにより、一気に彼らがスターダムに駆け上がっていく姿が映し出される。しかし後半では、野田が紡ぎ、佐藤の歌声が染みわたるミディアムバラードの初公開楽曲「Glass Heart」に乗せ、藤谷、そして朱音をきっかけに、友情、嫉妬、恋のドラマがそれぞれ動き出す瞬間が切り取られており、先の展開が気になる映像となっている。

本作の劇伴を担当したのは、映画『おおかみこどもの雨と雪』ほか多くの映画・ドラマの劇伴、CM音楽を手がける高木正勝。登場人物たちの繊細な心の動きや葛藤を表現、厚い友情と淡い恋の物語を盛り上げている。また、野田に加え、Taka(ONE OK ROCK)、川上洋平([Alexandros])、清竜人、Yaffle、TeddyLoid、たなか(Dios)と、現在の日本音楽界で活躍するミュージシャンたちが楽曲やリリックを提供。若者を中心に支持を集めるざらめ、aoなど次世代ボーカリストたちも参加していることが発表された。

Takaは、ドラマ後半の重要シーンをよりエモーショナルに印象づける、ざらめが歌う劇中曲を制作。「この曲を歌うざらめの声の個性と劇中歌としてしっかりと映像に馴染むようにという事を健と話し合いながら作りました。自分にとっても新しいチャレンジでしたが、楽しめたので良かったです!」とコメントし、ざらめも「ヒロイン目線で作品に向き合い"青春×音楽"には欠かせない感情をありのままに書き、歌いました。Takaさんのアーティストとしてのパワーと他にない経験を受け取ることができて、本当に有意義な時間でした」と新たなチャレンジを振り返った。

TENBLANKの楽曲にリリック提供をした川上は、「バンドを始めた頃、ただ“音を吐き出す”ことが楽しくてたまりませんでした。自分の部屋で作った小さな曲がマイクやアンプで増幅して、仲間の音も加わり、どんどん大きくなっていく。その瞬間瞬間に興奮が抑えきれなかった。そこに意味なんかありませんでした。あってたまるかとさえ思っていました。今日もそれは変わっていません。と、なんとなく物語のキャラクターに少しだけ自分を重ねてしまいました。グラスのように透明だけど、どんな感情でも満たせる心として。素敵な作品に携われて光栄です」と、自身と本作を重ね合わせたことを明かした。

なお、本作にはそのほか、MEG(編曲)、 飛内将大(作曲)、 大濱健悟(作曲・編曲)、 Soma Genda(編曲)、太志(作詞)、田中秀典(作詞)、永野亮(作曲・編曲)、松原さらり(作詞)、松尾優(演奏・編曲)、南田健吾(作曲)、CJ Baran(作詞・作曲)、 Kie Katagi(編曲)、スガダイロー(演奏)、村田昭(編曲)、NANa(作詞)、Jamil Kazmi(作詞)ら総勢26組のアーティストが参加している。(※敬称略・順不同) 彼らが「グラスハート」の唯一無二の世界観に共鳴して作り上げた楽曲たちを、是非劇中で堪能して欲しい。

<参加アーティスト&ミュージシャン コメント> ■Taka(ONE OK ROCK) この曲を歌うざらめの声の個性と劇中歌としてしっかりと映像に馴染むようにという事を健と話し合いながら作りました。自分にとっても新しいチャレンジでしたが、楽しめたので良かったです!

■川上洋平([Alexandros]) バンドを始めた頃、ただ“音を吐き出す”ことが楽しくてたまりませんでした。

自分の部屋で作った小さな曲がマイクやアンプで増幅して、仲間の音も加わり、どんどん大きくなっていく。その瞬間瞬間に興奮が抑えきれなかった。そこに意味なんかありませんでした。あってたまるかとさえ思っていました。心の説明よりも、言葉の加速の方を求めていたからだと思います。中身はあとから。今はとりあえず吐き出したい。今日もそれは変わっていません。と、なんとなく物語のキャラクターに少しだけ自分を重ねてしまいました。グラスのように透明だけど、どんな感情でも満たせる心として。素敵な作品に携われて光栄です。ありがとうございます。

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