福岡が90+5分劇的弾で3連勝!! 日本代表DF長友佑都スタメンのFC東京は3試合ノーゴール
J1リーグは15日、各地で第6節を開催した。アビスパ福岡はFC東京に1-0で勝利し、3連勝となった。
2試合連続で1-0勝利の福岡と、2試合連続ノーゴールのFC東京の対戦。日本代表のFC東京DF長友佑都は3-4-2-1の布陣で左ウイングバックに入って先発出場した。
福岡は開始1分でいきなり決定機が訪れた。MF見木友哉が中盤から最終ラインの背後にボールを蹴ると、MF紺野和也がGK野澤大志ブランドンよりも早く追いついてシュート。これは枠の上に外れた。一方のFC東京は前半23分、MF俵積田晃太がFW山下敬大のポストプレーで左サイドを抜け出してペナルティエリア内に侵入し、ゴールライン際から中央へ折り返す。MF白井康介が走り込んでシュートを放つも、GK村上昌謙に防がれた。
前半32分には紺野のスルーパスでFWシャハブ・ザヘディが抜け出してペナルティエリア内左から左足を振ると、ボールはゴールに吸い込まれて福岡の先制点かと思われた。しかし副審の旗が上がり、VARチェックを経てオフサイドが確定。福岡は続く同44分、MF北島祐二が蹴った右サイドからのFKがGKを通過してゴール前に溢れるも、ザヘディが触れる直前でMF橋本拳人にクリアされた。
なおも福岡は前半45分、北島が相手GKへのバックパスをかっさらって後方の紺野に繋ぐ決定機を迎えるも、紺野が横に出したパスはザヘディに合わなかった。前半は福岡がペースを握るも、スコアレスで終了。福岡は後半も主導権を握ると後半12分、右CKのこぼれをMF松岡大起が押し込みにいったがゴールカバーに入った橋本にクリアされた。
FC東京は後半29分、長友が右脚の状態を気にするようなそぶりをしながら交代。一時はピッチに座り込むも、歩いてピッチを後にした。次第にゴールに迫り始めると同34分、仲川のスルーパスに途中出場のMF佐藤恵允が反応してGKと1対1になりかけたが、DF志知孝明に体を寄せられたためシュートはミートできなかった。
両チームとも得点なく終盤に突入し、福岡は後半41分に福岡大出身のルーキーDF橋本悠がJ1デビューした。また途中出場のMF名古新太郎が積極的にゴールを狙うプレーを見せていった。すると後半45+5分、DF田代雅也のクロスをDF安藤智哉が頭で合わせて待望のゴールをゲット。劇的な勝利を収め、福岡が3連勝を飾った。
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