生源寺龍憲が首位ターン 石川遼は4打差5位に後退 寺西飛香留は予選落ち

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(11日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7069yd(パー71)◇曇り(観衆3006人)

1打差4位から出た生源寺龍憲が1イーグル6バーディ、1ボギーの「64」をマークし、通算12アンダーの単独首位で開幕戦を折り返した。今季初めて賞金シード選手として戦う26歳が、後続に1打差をつけて週末に向かう。

初日から変わったグリーンコンディションが生源寺の好スコアを後押しした。「少しボールが止まりやすくなっていたので、ピンをデッドにアグレッシブに攻められた」と、持ち味のショット力を存分に発揮。昨年大会も上位でプレーし、優勝した金谷拓実に2打差の2位で初タイトルを逃した雪辱戦でもある。「今年は金谷くんがいないので、チャンスかなと思っています」と不敵に笑った。

通算11アンダーの2位に、生源寺と同じく4位から「65」と伸ばした片岡尚之。通算10アンダーの3位に首位から後退した石坂友宏。通算9アンダーの4位に米澤蓮。通算8アンダーの5位に石川遼長野泰雅、この日のベストスコア「62」を記録した芹澤慈眼が続く。

首位スタートの石川は4バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、4打差を追う立場に変わって週末に入る。同じく首位から出た弟の石川航も4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で、6アンダーの16位に後退した。

通算2アンダー56位タイまでの68人が予選を通過。2022年賞金王の比嘉一貴は1アンダー69位、昨季2勝の幡地隆寛は1オーバー88位、23年大会覇者の今平周吾は2オーバー96位で決勝に残れなかった。

今季、女子初の男子ツアープレーヤーとして臨む寺西飛香留は125位からのスタート。1バーディ、3ボギーの「73」と目標のアンダーパーに届かないまま、8オーバー124位で予選落ちした。

<上位の成績> 1/-12/生源寺龍憲 2/-11/片岡尚之 3/-10/石坂友宏 4/-9/米澤蓮 5T/-8/石川遼長野泰雅芹澤慈眼 8T/-7/内山遥人岡田絃希木下稜介鍋谷太一勝亦悠斗山脇健斗出利葉太一郎吉田泰基

関連記事: