【羽田盃】競馬エイト・佐藤ゆきあきTMはナチュラルライズ本命！2年連続ダート3冠完全的中を狙う

3歳ダート3冠の1冠目、第70回羽田盃が29日夜、大井競馬場（東京都）で行われる。3歳ダート3冠が創設された昨年、羽田盃、東京ダービー、ジャパンダートクラシックを全て的中させた競馬エイトの佐藤侑顕（ゆきあき）記者（32）が、2年連続の3冠レース完全的中を目指して登場。前哨戦の京浜盃を6馬身差で圧勝した❼枠⑫番ナチュラルライズを推した。

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昨年、創設された3歳ダート3冠で完全的中を決めた。僚紙・競馬エイトの代表として参戦し、最高の結果を残すことができたと思う。大井競馬は、暮れの東京大賞典も◎○▲の大本線でヒット。ダートのビッグレースは今年もお任せください！

現地で見て、聞いて、肌で感じたものはトラックマン（記者）にとって大きな財産だ。北海道に取材で滞在していた昨年の夏、目の前で衝撃的なデビューVを飾った⑫ナチュラルライズに◎を託す。

舞台は2024年7月20日、札幌ダート1700メートル。他馬を寄せ付けない6馬身差の完勝を収め、見た目のインパクトのすごさはもちろんのこと、1分45秒7（良）と水準よりかなり速い勝ちタイムをマークした。時計面の裏付けもあり、レース後に横山武騎手が「のちのち大きいところを狙えると思う」と話したことも強く印象に残っている。

2戦目のカトレアSも力の違いでねじ伏せ、満を持して挑んだ全日本2歳優駿だったが、小回りコースと左回りに対応できずに4着。しかし、ここで課題が浮き彫りになったことは確かだ。

調整メニューを工夫して臨んだ前走の京浜盃。道中はそつなく立ち回って直線で後続をぐんぐん引き離し、2着馬に6馬身差をつける大楽勝だった。1700メートルの中距離で、一度も1ハロン13秒台のラップタイムに落ちることがない締まった流れのなか、メンバー最速の上がり3ハロン37秒3で突き抜けた。右回りでのパフォーマンスは、同世代でトップクラスであることを証明した。また、ゴール付近でも脚いろが鈍ることなく走り切っていたので、今回の100メートルの距離延長に心配はない。

この馬を管理する伊藤圭三調教師は、個人的には砂の名門厩舎というイメージを持っている。24年はJRAのダート戦で27勝。絶対王者フォーエバーヤングを管理する矢作芳人調教師、レモンポップ、ミッキーファイトなどの活躍馬を送り出している田中博康調教師と並んで、ダート戦の勝利数は1位だった。これまでスマートボーイ、プリエミネンスの重賞ウイナーを育てたが、まだGⅠに手が届いていない。

トレーナーに初となるGⅠ級のビッグタイトルをもたらすとともに、今年の〝3歳ダート3冠〟の主役に、新星ナチュラルライズが名乗りを上げる。

■佐藤侑顕（さとう・ゆきあき）　1992（平成4）年12月19日生まれ、32歳。大阪府出身。関東競馬エイト調教班。父の影響で幼少期に競馬と出合い、6年前に記者デビュー。エイトではコラム「スプラッシュヒット」を連載。地方競馬にも精通し、YouTube配信やトークイベントに出演している。この春から掲載している競馬エイト地方競馬面でも予想印を打ち、高配当を連発。中央競馬、地方競馬〝二刀流〟の予想家として活躍している。

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★羽田盃

東京の大井競馬場で行われる3歳馬のダート重賞。競走名はかつて東京都大田区に存在した羽田競馬場に由来する。一昨年までは南関東所属馬限定のレースだったが昨年、3歳馬のダート路線が整備され、全国の3歳馬が出走可能なダートグレード競走（JpnⅠ）となった。3歳ダート3冠の初戦に位置付けられる。