米当局、テスラの遠隔操作機能巡り260万台調査 衝突の報告受け

 1月7日、米道路交通安全局(NHTSA)は、電気自動車(EV)大手テスラの遠隔操作機能に絡む衝突事故の報告を受け、米国内で260万台の調査を開始したと発表した。写真は、駐車されたテスラ車。1月2日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Adam Gray)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は7日、電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabの遠隔操作機能に絡む衝突事故の報告を受け、米国内で260万台の調査を開始したと発表した。

遠隔操作システムの作動中に柱や駐車している車を検知できず、衝突事故につながった事例が4件報告されており、予備調査を進めるという。

このシステムはスマートフォンのアプリを利用して遠隔から車両を移動させることが可能で、昨年9月に導入された。

NHTSAはリコール(回収・無償修理)を要請するには調査を工学的分析に進める必要がある。

調査の対象は完全自動運転支援システムを搭載した2016─25年式の「モデルS」「モデルX」、17─25年式の「モデル3」、20─25年式の「モデルY」。

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Akash reports on technology companies in the United States, electric vehicle companies, and the space industry. His reporting usually appears in the Autos & Transportation and Technology sections. He has a postgraduate degree in Conflict, Development, and Security from the University of Leeds. Akash's interests include music, football (soccer), and Formula 1.

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