【阪神】雨中の激戦に敗れ3連勝で止まる...4点差を1点差に迫り代打・楠本は8回2死満塁で凡退 ビーズリー・富田で4回の4失点響く

■プロ野球 阪神4ー5巨人 (21日 甲子園) 阪神は終始降り続いだ雨中の戦いで巨人に接戦で敗れ3連勝で止まった。23勝17敗2分の貯金6、雨天中止の2位・広島と1ゲーム差に縮まった。先発・ビーズリーが4回、浅野に適時塁打二塁打を浴び代った富田も木浪の野選に吉川に適時打、キャベッジの内野ゴロ間と一挙に4点を先制される。4回に大山の適時打で1点を返すも6回に工藤がキャベッジに適時二塁打を許す。大山、木浪、中野の適時打で反撃し1点差の8回2死満塁で代打・楠本から1本が出なかった。今季の巨人戦は8勝3敗。 先発・ビーズリーは今季6度目の登板で先発は4度目、1勝1敗、防御率4.00。前回の5月5日・巨人戦(東京D)は4回から2番手で3回を投げ無安打無失点で勝ち投手。巨人戦は今季2度目。甲子園では通算16試合に登板し5勝0敗、防御率1.67と負けなし。 ビーズリーは梅野とのバッテリーで1回、増田陸に左安打、門脇の犠打で1死二塁も吉川を二ゴロ、キャベッジを見逃し三振に取った。 スタメンは前日と野手は変わらず前川が6番レフト、木浪が8番ショートに入った。巨人の先発・井上は阪神戦プロ未勝利。1回、近本が右安打、中野は犠打失敗の捕ゴロ、森下は空振り三振、佐藤輝は遊ゴロに倒れた。 ビーズリーは2回1死から中山に中安打、甲斐の遊ゴロで2死二塁で浅野を申告敬遠、井上を空振り三振に抑える。2回の攻撃は大山、前川、梅野と出塁できず。 ビーズリーは3回1死から門脇と吉川に連打で一・二塁とするもキャベッジを空振り三振、ヘルナンデスを右飛に抑え先制点を与えず。 ビーズリーは4回、先頭・中山に四球、甲斐に左安打で一・二塁とすると浅野にレフト線にタイムリーツーベースを飛ばされ先制される。 無死二・三塁で代わった富田が井上のスクイズを外し、三塁走者・甲斐を挟殺プレーでアウトに。だが1死三塁から井上の遊ゴロを木浪が本塁へ送球も野選となり、0-2となる。増田陸と門脇に連打され1死満塁とすると吉川にライトへタイムリーを放たれ、キャベッジの二ゴロ併殺打崩れ間で0ー4となった。 4回の攻撃で1死から森下が左安打、佐藤輝がセンターオーバーのツーベース、大山がレフトへタイムリーを弾き返し、1ー4とする。なお1死一・三塁で前川は投ゴロ、梅野は空振り三振に倒れた。 5回の攻撃は井上に木浪は投ゴロ、富田の代打・豊田は三ゴロ、近本は二ゴロと3人で終わる。 6回、3番手・工藤は2死から吉川に四球、キャベッジに左中間にタイムリーツーベースを弾き返され、1ー5となった。6回の攻撃で2死から佐藤輝がライトへツーベース、大山がセンターへタイムリーを飛ばし2ー5とした。 7回、工藤が続投し1死から甲斐に右安打も浅野を二直、代打・大城卓を二ゴロに打ち取る。打線は7回、巨人2番手・中川に梅野が中安打、木浪がライトオーバーのタイムリースリーベースを弾き返し、3ー5と迫る。なお無死三塁で代打・渡邉と近本が連続空振り三振、だが中野が三内安打タイムリーで4ー5とした。 8回、4番手・ネルソンが来日初登板、増田陸を捕邪飛、門脇を中飛から吉川とキャベッジに連続四球も代打・若林を三飛に打ち取った。 8回の攻撃は大勢に1死から大山が左安打に代走・熊谷、前川が中飛、代打・糸原が右安打で代走・高寺が二盗を決める。2死二・三塁となり木浪が申告敬遠、2死満塁で代打・楠本が空振り右飛に倒れた、移籍後10打席ノーヒット。 9回、5番手・及川が増田大、甲斐を連続見逃し三振、浅野の遊ゴロを木浪が悪送球、代打・リチャードを空振り三振に取った。 9回は守護神・マルティネスに近本、中野、森下から快音が出ず試合終了。

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