アナタにぜひとも知ってほしい!! 新型トヨタ RAV4のココがスゴい!!
/ コラム
2025年5月に公開された新型トヨタ RAV4。現代的でスタイリッシュな外観と、3つのバリエーションに目を奪われがちだが、細かな部分のグレードアップも見逃せない。ちょっと気付きにくい新型RAV4の「すごい部分」をご紹介する。※本稿は2025年6月のものです文:ベストカー編集部/写真:トヨタ、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2025年7月26日号
【画像ギャラリー】劇的変化は外観だけじゃない!! 細かな部分も大きくグレードアップした新型トヨタ RAV4(20枚)アリーンを採用することでソフトウェアの効率化を図る
新型RAV4の見所で忘れてはいけないのが、車載OSであるArene(アリーン)をトヨタ車としては初めて採用したこと。
Areneがすごいのは車載OSとしてだけではなく、ミドルウェアとしての働きも担うことである。例えばユーザーが触る車両管理アプリと、それを動かすハードウェアに入るプラットフォームになることで、運転中の挙動データを集約する。結果、運転支援などのソフトウェアアップデートに役立てることができるのだ。
ボディサイズは新型と現行型でほぼ変わらないが、ラゲッジルームが広くなった。現行モデルの容量が733Lであるのに対して、新型では749Lに。なんと13Lも増えたのである。
プレゼンでは「ゴルフバックなら7個、サーフボードなら15枚も積めちゃいます」とのジョークも。
ドライバー好みにカスタマイズすることも可能。よりスマホライクに使えるようになった
Apple CarPlayやAndroid Autoは非常に便利。だがモニター上ではナビを表示できてもメーター上ではできないクルマがほとんどなのがネック。
しかし新型RAV4ではその問題を解決。ドライバー好みにカスタマイズもできて、まるでスマホだ!
技術面で注目が集まっているRAV4は装備面もすごい。なんとアームレストがリバーシブルになっており、ひっくり返すとスマホなどが置けるスペースに。用途に合わせて使い分けができるとはお見事。
初代トヨタ RAV4
●初代(1994〜2000年)
初代の3ドアモデルは希少価値があり、流通量が少ないため200万円を超えるものも。経年劣化が進んでいる車両が多くあり、車体の状態を慎重に確認するべきだ。
●2代目(2000〜2005年)
初代同様に流通量は少なく、なかでも4WD仕様や後期型の人気は高い。価格は安くても150万円からと思っておいたほうがいい。
●3代目(2005〜2016年)
内装の質感や安全装備の向上で、ファミリーユースにも適した1台。歴代モデルのなかでは一番お手頃で、6万kmから8万km程度の個体でも70万円から80万円程度。
●5代目(2018〜2025年)
初のハイブリッドやPHEVに加えて、アドベンチャー仕様も用意。中古車平均価格も310万円と高水準だが、新型が登場したことで変動する可能性も高い。