「なに見てんじゃ!」撮り鉄の胸ぐら掴み、車をバックさせ威嚇…SNSで話題になった事件の55歳被告が初公判で明かした“犯行の動機”(SPA!)
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犯行当時、被告は建設作業員として働いていた。「撮り鉄」とは無縁だったであろう被告。検察側が提出した証拠などによって、事件に至った経緯がみえてきた。 事件前、被告は親族の家で食事をしていた。事件発生のおよそ1時間前、被告は親族の家から車を運転して自宅へ。その帰る道すがら、現場の居屋敷踏切にさしかかったのだ。 公判では、被告の捜査段階における供述調書が読み上げられた。「車を運転して自宅に帰ろうとしていました。踏切にさしかかると40人くらいの人だかりがあって『撮り鉄だな』と思いました。撮り鉄集団は道路の半分くらいを占拠しており『交通の邪魔だな』と思い、集団の前でクラクションを鳴らしました。そのとき、撮り鉄集団の一人がにらみつけてきました」
その人物が被害者とみられる。そして被告は「なに見てんじゃ」「邪魔じゃ」と、被害者に向かって声を荒げたという。
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初公判で検察側は、被害者の供述調書の要旨も読み上げた。「午後3時頃から居屋敷踏切で汽車の撮影をしていました。踏切には、20人くらいが集まっていて撮影をしていました」 被告の犯行は、前出の動画によって克明に記録されている一方で、事件の発端となった、被告がクラクションを鳴らすなどした最初の場面は撮影されていないようだ。 事件の経緯をより明らかにする形で、「撮り鉄」側からみた被告の犯行状況も詳述された。「車が真横に停まり、犯人が『おいこら。邪魔じゃボケ』と言ってきました。踏切近くだと危ないから移動させるように言うと、『どこのもんじゃ。どこのなんていうんや』と言ってきました」 被害者は『そのあと胸ぐらを掴まれた』などと、起訴内容に沿う供述をしていた。 初公判はわずか13分で閉廷。今後の審理の見通しは不明だが、弁護側は被告の情状酌量を求めるため、現場における「撮り鉄集団の道路の占有状況」にも言及するものと思われる。
わずかな要素にすぎないが、初公判で明らかになった調書では、被告は「40人」と供述するのに対し、被害者はその半分の「20人」と述べており、食い違いがあった……。