「全部かみ合った」吉田優利が猛チャージ「63」で2打差7位浮上 竹田麗央は4打差で最終日へ

◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 3日目(12日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6504yd(パー71)

米ツアー未勝利で大会初出場の吉田優利が「63」の猛チャージで通算9アンダー、首位と2打差7位に急浮上した。山下美夢有と同組で1アンダー38位から出て、前半1、3、7、8番、後半は14番から3連続と最終18番(パー5)で8バーディを量産した。

吉田の「63」はフィールドベストタイで、8つ伸ばしでは3月「フォード選手権」第2ラウンド(パー72で64)に並ぶベストスコア。「昨日までかみ合ってなかったのが、今日は全部うまくかみ合った。いいゴルフはできていたし、あとはスコアだけと思っていました」と笑顔で一日を振り返った。

メジャー初優勝を狙う竹田麗央は4打差7位から出て、7番(パー5)でイーグルを奪ったものの「70」止まりで7アンダー12位。山下美夢有は43位から「68」、4月「シェブロン選手権」優勝の西郷真央は26位から「69」で回り、ともに5アンダー21位。昨年大会覇者の古江彩佳は26位から「74」でイーブンパー50位に後退した。

通算11アンダーの首位に、欧州ツアー1勝で世界ランキング129位のカラ・ゲイナー(イングランド)とツアー未勝利のガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)。10アンダーの3位に、2021年大会覇者で6月「全米女子プロ」優勝のミンジー・リー(オーストラリア)、世界ランキング2位のジーノ・ティティクル(タイ)、米ツアー1勝のグレース・キム(オーストラリア)、2週前のダブルス戦「ダウ選手権」で初優勝したイ・ソミ(韓国)の4人が並んでいる。

<日本勢の成績> 7T/-9/吉田優利 12T/-7/竹田麗央 21T/-5/山下美夢有西郷真央 31T/-3/岩井千怜 50T/0/古江彩佳 56T/+1/勝みなみ畑岡奈紗

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