<1分で解説>石丸伸二氏「再生の道」 都議選に続き参院選も全員落選
開票結果を受けて記者会見に臨む地域政党「再生の道」の石丸伸二代表=東京都港区で2025年6月22日午後9時29分、幾島健太郎撮影
20日に投開票された参院選で、石丸伸二氏が代表を務める地域政党「再生の道」は10人の候補者を立てましたが、全員が落選しました。6月の東京都議選でも42人全員が落選しており、2回続けての惨敗となりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「再生の道の参院選結果」を解説します。
Q 「再生の道」ってどんな政党だっけ?
A 再生の道は、石丸伸二氏が代表を務める地域政党です。今年1月に設立されました。
Q 参院選には何人が立候補したのかな。
A 参院選では、東京選挙区に1人、比例代表に9人のあわせて10人が立候補しました。
Q どんな政策を掲げていたの?
A 「教育投資」をシングルイシュー(単一の争点)として、教職員の待遇改善や施設の改善などを政策の柱にしていました。
AdvertisementQ 石丸氏はどんな人なんだっけ。
A 石丸氏は、広島県安芸高田市長を務めた後、昨年夏の都知事選で全国的に知られるようになりました。
Q 都知事選ではどうだったの?
A 政党の支援がない中で次点となり、交流サイト(SNS)を活用した選挙戦は「石丸現象」と呼ばれました。
Q 都議選でも候補者を出したの?
A 都議選では42人の候補者を立てましたが、全員が落選しました。党として公約を掲げず、候補者を決める過程をネット動画で配信するなど新しい手法も話題になりました。
Q 参院選の目標は何だったの?
A 石丸氏は、政党要件(5人以上の当選か得票率2%以上)を満たすことを目標に、全国を回って支持を訴えていました。