欧州委、米からの輸入品の一部に25%報復関税を提案
欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7日、トランプ米大統領による鉄鋼・アルミニウムへの関税に対抗するため、一連の米国製品に25%の対抗関税を課すことを提案した。(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ブリュッセル 7日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は7日、トランプ米大統領による鉄鋼・アルミニウムへの関税に対抗するため、一連の米国製品に25%の対抗関税を課すことを提案した。ロイターが文書を入手した。
それによると、対象品目はダイヤモンド、卵、デンタルフロス、ソーセージ、鶏肉など多岐にわたる。一部品目に対する関税は5月16日に、アーモンドや大豆など他の品目は年内12月1日に発効する。
シェフチョビッチ欧州委員(通商担当)は、報復関税の影響は、以前発表された260億ユーロ(284億5000万ドル)より小さいとの見通しを示した。
バーボン、ワイン、乳製品は同委が3月に検討していた当初のリストから削除された。
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