ブーイングを浴びていたはずでは? トランプ氏の孫、大喝采に包まれる大統領を投稿→「加工済み動画」と判明
カイさんは2007年、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏と、その元妻ヴァネッサ・トランプさんのあいだに誕生。 2024年の大統領選では共和党全国大会に登壇し、トランプ氏の「おじいちゃん」としての温厚な姿を紹介し、話題を呼んだ。 総フォロワー数約500万人を誇るSNSでは、トランプ氏とのツーショットをたびたび投稿するなど、仲睦まじい様子で注目を集めている。 一方、中東情勢やインフレによる生活苦が広がるなか、SP同行で高級スーパーを訪れ高額な総菜を大量購入する様子を公開し批判を集めるなど、お騒がせな一面も見せている。
カイさんは6月8日、ニューヨークで開催されたNBAの王座決定戦・NBAファイナルの第3戦を、トランプ氏とともに現地観戦した。 会場は、地元チームのニューヨーク・ニックスが1999年以来27年ぶりに決勝に進んだこともあって熱気に包まれていた。 しかし国家独唱中、会場のスクリーンにトランプ氏の姿が映し出されると、会場内は一斉にブーイングの嵐に。当時の会場の様子をとらえた映像はネットで話題になり、世界各地のメディアでも報道された。 カイさんは後日、スクリーンに投影された映像を自身のInstagramに投稿。そこに収められていたのは、観客によるブーイングではなく、トランプ氏の来場を歓迎するかのような“大喝采の声”だった。
動画のコメント欄には、一部のトランプ支持者から「彼こそが歴代最高の大統領だ」「伝説だ」「ほら見て? 彼は歓迎されている」といった声が寄せられた。 一方、カイさんが投稿した映像では、独唱中であるはずの国歌が確認ない。これまで報じられてきた会場映像と様子が異なっていることから、「せめて、国歌くらい流そうよ」「編集するなんて、恥を知るべきだ」「家族そろって嘘つき」といった批判も相次いだ。 また、元CNN司会者のドン・レモン氏は、自身のポッドキャスト番組「ザ・ドン・レモン・ショー」で「フェイク動画である」と指摘。「彼女がまだ若いのはわかるけど、やってはいけないことがある」と語った。
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同映像をカイさんに送ったのは、米カリフォルニア州のテクノロジー企業「15 Seconds of Fame」だ。 同社が運営するアプリ「15SOF」は、ユーザーが自身の写真を登録しておくと、テレビやスポーツ会場の大型スクリーンに映った際の映像をAIが検出し、自動でスマートフォンに配信するサービスである。 同社は、タブロイド紙ニューヨーク・ポストが運営する「ページシックス」の取材に対し、カイさんが投稿した映像について、音声を加工した状態で提供したことを認めた。 ただし、カイさんからの指示ではなくアプリの仕様によるものだとして、以下のようにコメントしている。 「放送、ライセンス、契約上の様々な制約により、15SOFはイベントオリジナルの音声を配信できない場合が多く、コンテンツ配信プロセスの一環として、自動化された代替の文脈に沿った音声トラックを使用しています。音声の選択プロセスは完全に自動化されており、個々のユーザーによる指示はありません」
BuzzFeed Japan