「プラモデルってすごく自由なんだな」『量産型ルカ -青きプラモ部員の逆襲-』賀喜遥香さん&筒井あやめさん&尾本侑樹奈さんインタビュー!
「深夜ドラマ×プラモデル」を掲げるオリジナル連続ドラマ『量産型ルカ -プラモ部員の青き逆襲-』が、毎週木曜日、深夜24:30分より、テレ東系にて放送中です。
本作は、元乃木坂46・与田祐希さんが主演をつとめた『量産型リコ』シリーズの世界観を受け継ぐあらたなストーリーとなっており、性格も好みも異なるふたりの“ルカ”が、学園のプラモデル部を舞台に、高校生活最後の青春を過ごすホビー・ヒューマンドラマです。
今回、電撃ホビーウェブでは、W主演をつとめる乃木坂46のメンバー、高嶺瑠夏役・賀喜遥香さんと瀬戸流歌役・筒井あやめさん、そしてプラモデル部副顧問のナツ役・尾本侑樹奈さん(LINKL PLANET)の3人にインタビューを敢行。作品への意気込みや撮影現場でのエピソード、印象に残っているプラモデルなどについて、お聞きしました。
――『量産型ルカ』出演が決まったときの感想を教えてください。
賀喜:私は昔からプラモデルがずっと身近にあったので、「プラモデルのドラマ」に出れることがまずうれしかったです。お父さんがプラモデル大好きで、私自身もエヴァやガンダムのプラモデルをよく作っていたんですよ。それに、今回は(乃木坂46の)同期の筒井あやめちゃんと一緒に主演をやらせていただけるというのもすごくうれしくて。出演が決まったときは「楽しみだな!」という気持ちでいっぱいでした。
筒井:「また新しい『量産型』シリーズが生まれるんだ!」という驚きと、「それに出演できるんだ!」という驚きが同時にきました。それから、同期の賀喜遥香ちゃんと一緒と聞いたので、きっと楽しい撮影になるんだろうなと、ずっとワクワクが止まりませんでした。
尾本:私が所属するLINKL PLANETは、「プラモデルを世界に広める」活動をしているグループなので、「量産型」シリーズに出演できると聞いたときは、本当にうれしかったですね。ドラマを通してプラモデルの魅力をたくさんの方につたえられたらいいなと思っています!
――演じられた役柄についてお聞きしていきたいと思います。賀喜さんが演じるタカルカ(高嶺瑠夏)は、間違ったことや曲がったことは納得できない、ヒーロー気質な女の子ですね。
賀喜:タカルカはけっこう元気なタイプの子で、「普段の私ならこういうふうにはしないだろうなぁ」という行動をすることが多いので、そのギャップがとても新鮮でした。私自身、高校を卒業してからけっこう時間が経つんですけど……。
尾本:かっきー(賀喜さん)は、こういうふうに「学生時代は昔」とかいうんですけど、高校生にしか見えませんでした(笑)。タカルカは喜怒哀楽が激しいというか、怒ったり、ナイーブになったりと表情がコロコロ変わるんですけど、それがすごく可愛らしくて。私はオタク心をくすぐられて、キュンキュンしながら見てました。
――賀喜さんのコロコロ変わる表情にも注目ですね。そんな賀喜さんとは逆に、筒井さんが演じられたセトルカ(瀬戸流歌)は、のほほんとして優しい性格です。
筒井:私はかっきーとは逆に、セトルカが普段の自分とあまり変わらない性格だったので、のほほんと撮影させていただきました(笑)。かっきーがいうように、タカルカが普段のかっきーと違う性格の役なので、それをすごく新鮮な気持ちで見ていましたね。
尾本:あやめちゃんは本当に自然で、カメラが回っているときとオフのときがほとんど変わらないんですよ。もう、あやめちゃん=セトルカみたいな感じで。すごくナチュラルなお芝居をされる方だなと思いました。
賀喜:本当にナチュラルでした。でも、あやめん(筒井さん)が「セトルカってこんな感じなんだろうな」と、普段の自分との違いを考えながら演じているんだろうなというのも、一緒にいるとすごく感じられて。それがすごくナチュラルだったので、とてもやりやすかったです。
――尾本さんが演じるプラモデル部副顧問のナツは、そんなふたりや、ほかの生徒たちを“母”のように見守るシーンが多かった印象です。
尾本:そうですね。ナツは明るく優しく、プラモデル部で活動するふたりを見守る立ち位置だったので、演じているときだけではなく、普段の現場でも、いるだけで場が明るくなるような存在になれたらいいなと思って撮影にのぞんでいました。
賀喜:ナツさん(尾本さん)は役柄も明るいけど、撮影じゃないときもすごく現場を盛り上げてくれて。本当にいてくれるだけで安心するし、楽しいというのが私はありました。
筒井:本当にそう。お芝居もすごく安定していて、ずっと見守ってくれている安心感がすごかったです。
尾本:照れちゃう(笑)。
(C)「量産型ルカ」製作委員会