Windows 11の大型アプデ「26H2」で、“メモリ使用量が激減した”と喜びの声相次ぐ。マイクロソフトも正式に改善報告、いっぱい使える

Microsoftは10月15日、Windows Blogsに「What’s new in Windows 11: Everyday experiences, reimagined」を投稿した。Windows 11の新機能や各種改善を紹介する内容であり、その中ではメモリ管理の改善による効果も具体的な数字を交えて説明されている。

投稿によると改善の結果、1月配信のOSビルド26200.7628と最新の26300.9550を比較すると応答性能が最大20%向上したとのこと。実施された取り組みの大部分は、メモリやシステムリソースを賢く使うようにすることであり、こうした改善の効果はメモリが8GBのPCで特に効果を発揮するという。

具体的な内容としては、アクティブなデータを従来より最大2GB多くメモリに保持できるようになった。つまりこれまで低速なストレージに退避されていたデータもメモリに保持できるようになり、アプリの応答性が維持されるようになったわけだ。また、メモリが8GB以下のPCではウィジェットが開かれるまでロードされないように変更。これによって200MB以上のメモリの節約に成功したという。

また、今回のメモリ改善内容はOSビルド26300.9550に含まれているという。一般向けには9月29日に更新プログラム「KB5124010」でバージョン26H2向けに配信されている。配信後には「メモリの消費が低下した」と各所で話題となっており、海外メディアWindows Latestは3年前に購入した16GBのPCにバージョン26H2をインストールすると当時と比較して使用量が最大2GB減少したと説明。また、複数のアプリを起動したうえでYouTubeで4Kの動画を再生してみたところメモリ使用量は87%であり、以前であれば95%に到達しただろうとも言及している。

ところで、Microsoftは3月20日にもWindowsの品質への取り組みについて投稿しており、その中ではパフォーマンスの改善についても言及されていた(関連記事)。その後5月のブログ投稿にはウィジェットのメモリ削減の内容が順次提供開始されていくという内容が記されている。また、7月には続報として8GBメモリ以上のPCの最適化を測っていく方針とともに、WinUI 3のメモリ効率の改善をはじめとした全体的な効率的なメモリ利用の取り組みについて紹介されていた。約半年前より告知がおこなわれてきた改善内容が、26H2にてついに取り入れられたとみてよいだろう。

ちなみに、今回の投稿ではメモリの改善以外にもさまざまな予定されている新機能が紹介されている。興味がある方はブログ本文(英語)を参照して欲しい。

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