中国と貿易合意可能とトランプ氏、関税「使わない方が好ましい」

 1月23日、トランプ米大統領(写真)は中国の習近平国家主席との最近の電話会談について、友好的だったとし、中国との貿易合意は可能との見方を示した。写真は米ワシントンで20日撮影(2025 ロイター/Carlos Barria)

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領は中国の習近平国家主席との先週の電話会談について、友好的だったとし、中国との貿易合意は可能との見方を示した。

23日放送されたFOXニュースのインタビューで「うまくいった。よい友好的な会話だった」と述べた。

公正な貿易慣行を巡り中国と合意できるかとの問いには「できる」と応じた。

「われわれには中国に対し非常に大きな力がある。それは関税だ。中国は関税を望んでおらず、私もできれば使わずに済む方がよいが、関税は中国に対する非常に大きな力だ」と語った。

トランプ氏は就任前の17日、習氏との電話会談で貿易、台湾、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を巡る問題などについて協議したと明らかにしていた。 もっと見る
就任後には、合成麻薬「フェンタニル」が中国からメキシコとカナダを経由して米国に流入しているとして、中国からの輸入品に対し10%の関税発動を検討していると言及した。ただ、選挙戦で表明していた就任後の即時関税発動は見送っている。 もっと見る

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Kanishka Singh is a breaking news reporter for Reuters in Washington DC, who primarily covers US politics and national affairs in his current role. His past breaking news coverage has spanned across a range of topics like the Black Lives Matter movement; the US elections; the 2021 Capitol riots and their follow up probes; the Brexit deal; US-China trade tensions; the NATO withdrawal from Afghanistan; the COVID-19 pandemic; and a 2019 Supreme Court verdict on a religious dispute site in his native India.

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