トヨタの「黒い高級車」実車公開! 九州で眠りについていた希少色の「40年モノ」ビンテージ! 美しく蘇った"おじいちゃん"の「130系クラウン」注目点とは
トヨタのディーラーであるトヨタモビリティ神奈川(神奈川トヨタ)が「ノスタルジック2デイズ2026」に展示した8代目クラウンには、秘められたストーリーが存在しました。
美しく蘇った8代目「クラウン」に秘められたストーリーとは
2026年2月21日から22日の2日間にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「ノスタルジック2デイズ2026」に、トヨタモビリティ神奈川(神奈川トヨタ)は「8代目クラウン」を展示しました。
1955年に初代が誕生し、2025年に70周年を迎えたクラウン。現行型は16代目にあたり、大胆なイメージチェンジを敢行して2022年に登場しました。
長い歴史を誇り、「いつかはクラウン」というフレーズがあった日本を代表する高級車ブランドだけに、どの世代のクラウンも日本人の心に刻まれている存在といえます。
トヨタモビリティ神奈川が用意した8代目クラウンは、1987年に4ドアハードトップと4ドアセダンをラインアップして発売を開始した、いわゆる130系と呼ばれるモデルです。
7代目の雰囲気を残しつつ、各部に丸みを与えエレガントさをアップしたエクステリアや、先進技術による快適装備、V型8気筒エンジンの搭載、3ナンバー専用ボディなどにより大きな話題を呼びました。
バブル景気も後押しして、1980年代末にはなんと新車販売台数で3位にランクインするほどの人気車種となっています。
そんな8代目クラウンは、内外装のデザインや雰囲気は極端に古く見えないものの、気がつけば登場から40年近くが経過していることに驚かされます。
50代の筆者(遠藤イヅル)には、クラシックカーの祭典であるノスタルジック2デイズに展示されるクルマになったのだなあ、としみじみ感じました。
展示車は4ドアハードトップの「3.0ロイヤルサルーンG」。白や白系ツートンカラーという印象が強い同グレードですが、黒い車体は今見ると新鮮です。
当時の黒い高級車といえば、主に公用車や役員車として使われるイメージが強く、今ほどパーソナルユースでは選ばれていませんでした。
展示車の内外装は美しく整備されており、年月の経過を感じさせません。それだけに、多くの来場者がこのクラウンの前で足を止めていました
ではなぜ、ノスタルジック2デイズに展示されることとなったのでしょうか。トヨタモビリティ神奈川に話を聞いてみました。
このクラウンは、現オーナーの故郷・九州で祖父が乗っていたクルマで、祖父が亡くなってからはそのまま故郷の地に置かれたままだったそう。
そこでオーナーは「思い出のクラウンを蘇らせたい」と考えるようになりました。
そして古いクルマにも強いトヨタモビリティ神奈川の手により、見事に路上への復帰を果たしたといいます。
復活自体は1年以上前に終わっていたものの、この度ノスタルジック2デイズで初展示することに。オーナーも会場にも足を運んだとのことでした。
※ ※ ※
華やかな会場に飾られた「おじいちゃんのクラウン」。
このクルマに秘められたストーリーは、今後も長きにわたり紡がれていくことでしょう。
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。
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