【独自】「下がれボケ!」“幸せを呼ぶ黄色い車両”ドクターイエロー引退間近で鉄道ファン殺到…“マナー違反”で東京駅に響く怒号「前どけよ!」<br

引退間際の“黄色い車両”に鉄道ファンが殺到。 東京駅のホームは大混乱になった。

「最悪の場合死にます」の注意喚起も

JR東海の検査専用車両「ドクターイエロー」。

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めったに見ることができないことから、見ると幸せになれる“幸せの黄色い新幹線”としてファンに愛されてきた。

しかし老朽化のため、1月に引退する予定だ(JR西日本は2027年めど)。

その車両が東京駅に滑り込んできたのは、19日のことだった。

ドクターイエローを写真に収めようと鉄道ファンが殺到し“すし詰め”状態に(19日・東京駅)

「前どけよ!」、「前じゃまだよ!」

ドクターイエローを写真に収めようと鉄道ファンが殺到し、ホームドアの前に人が押し寄せ、“すし詰め状態”となった。

線路側に手を差し出すなど危険な行為が発生し、同じ鉄道ファンから怒号が飛ぶ事態になった。

目撃した鉄道ファンは、「ホームドアから乗り出して撮影したり、駅員さんと口論したり、(駅員が)『下がってください』、『最悪の場合死にます』って言ってて」と話す。

目撃した鉄道ファン「撮影ルールやマナーを守って」

ドクターイエローをめぐる騒動は、この日だけではなかった。

「みんな下がれー!」、「下がれー!」

1月7日、やはり東京駅で怒号が飛び交った時には、「下がれー!」「下がれって言ってんだよ!」と、ルールを守らない鉄道ファンに、怒号はさらに熱を帯びていた。

ホームでは、「点字ブロックの内側に下がって撮影してください」という駅員によるアナウンスも流れた。

「下がれボケ!」、「走るなって駅員に言われただろ!」、「おい!聞いてんのか人の話」の声も。

駅のホームでは点字ブロックを越えたり、ホームドアから手を伸ばして撮影することは禁止されている。

19日の騒動を目撃した鉄道ファンは、「イット!」の取材に「撮影ルールやマナーを守ってほしい」と話した。

ラストランの時が迫るドクターイエロー。

“お別れフィーバー”はさらに加熱するとみられていて、JR東海は「お客さまの安全や列車の運行を妨げないよう、ご理解とご協力をお願いします」とコメントしている。 (「イット!」1月20日放送より)

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