新型Xperia 10 VIIIの価格は「据え置き」が絶対条件?ユーザー調査で見えた厳しい購入意向
ソニーが8月25日に正式発表するとみられる新型ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VIII」について、当サイトのXアカウント上で購入意向に関するアンケートを実施しました。現時点で判明している情報では、搭載チップセットやデザインに大きな変化がない可能性も浮上しており、今回の結果を見る限り、新モデルを成功させるためには前モデルからの価格据え置きがほぼ絶対条件になりそうです。
今回のアンケートでは、「価格が前モデルより安かったら買う」「同じくらいだったら買う」「高くても買う」「いずれにせよ買わない」という4つの選択肢を用意しました。
274票の投票結果で最も多かったのは「いずれにせよ買わない」で、全体の46.7%を占めています。もちろん、この中にはXperia 10シリーズ自体に興味がないユーザーや、性能面での進化に期待できないことから購入対象外と考えているユーザーも含まれるとみられます。
ただ、それを除いて考えても、価格設定が購入意欲を左右する非常に重要な要素になることは間違いなさそうです。
注目すべきなのは、価格が前モデルより高くなっても購入すると回答したユーザーがわずか9.5%にとどまった点です。
一方、「前モデルより安かったら買う」と「前モデルと同じくらいだったら買う」は、それぞれ21.9%でした。つまり、購入に前向きなユーザーの多くは、少なくとも値上げをしないことを前提に考えていることになります。
最近はメモリ価格の高騰などを背景に、スマートフォンの価格上昇が目立つようになっています。特にミッドレンジ以下のモデルでも値上げを避けることが難しくなっているメーカーは少なくありません。しかし、Xperia 10 VIIIについては、単純に市場環境を理由に値上げを行えば、限られた購入候補者まで失う可能性があります。
これまでに発見されたベンチマーク情報からは、Xperia 10 VIIIに搭載されるチップセットは、前モデルのXperia 10 VIIと同じSnapdragon 6 Gen 3となる可能性が高いとされています。また、流出した画像を見る限り、外観についても前モデルからほとんど変化がないようです。
正式発表前のため、カメラやバッテリー、ソフトウェアなどにどのような改良が加えられるかはまだ分かりません。それでも、SoCとデザインという製品の基本となる部分で大きな変化がなければ、前モデルから価格を引き上げることへのユーザーの抵抗感はかなり強くなると考えられます。
ちなみに、Xperia 10 VIIの発売時におけるソニー公式ストア価格は74,800円でした。
今回のアンケート結果を見る限り、Xperia 10 VIIIにとって価格据え置きは単なる理想的な条件ではなく、購入を検討してもらうための最低ラインになりそうです。できれば値下げできれば理想的ですが、少なくとも前モデルより高価になれば、性能の進化が限定的とみられるなかで販売面に大きな影響が出る可能性があります。
8月25日の正式発表ではスペックの詳細だけでなく、ソニーが前モデルの74,800円という価格を維持できるのかが、Xperia 10 VIIIの評価を決める最大のポイントの一つとなりそうです。
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