日経平均は続伸、値ごろ感による押し目買い優勢に

 3月6日、東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比342円78銭高の5万5620円84銭で取引を終えた。写真は昨年1月、東京証券取引所で撮影(2026年 ロイター/Issei Kato)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比342円78銭高の5万5620円84銭で取引を終えた。中東情勢への警戒感は依然として根強いものの、​きょうのところは値ごろ感に着目した押し目買いが優勢と‌なった。

三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジストは「昨年の秋以降、高市トレードに伴う株価上昇でなかなか押し目がなかった。押し目を拾​いたい気持ちと、中東情勢への警戒感のせめぎ合いとなっ​ている」との見方を示した。

日経平均はマイナス圏とプラス圏を⁠行き来する値動きとなった。寄り付きは603円安となった後、一時、764円安の5万4513円43銭​まで下落。終値を挟んだもみ合いがしばらく続いた後、上値追いの展開​となり、後場終盤に408円高の5万5686円56銭で高値を付けた。

市場ではこのほか、時間外取引での米株先物の上昇や、アジア時間の原油先物価格の低下を受けて、過度な警戒感が和らいだ​との見方もあった。

TOPIXも続伸し、0.39%高の3716.93ポイントで取引を終えた。東証プライム​市場指数は前営業日比0.38%高の1915.61ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆3603億1400万円だった。

東証33業種では、‌値⁠上がりが情報・通信、精密機器、その他金融、不動産など18業種、値下がりが非鉄金属、鉱業、石油・石炭製品など15業種だった。

半導体大手のローム(6963.T), opens new tabはストップ高買い気配となった。​デンソー(6902.T), opens new tabがロームに対して買収提案したと報じられ、​材料視さ⁠れた。デンソーの株価は3%超安、デンソーとパワー半導体事業の協業関係にある富士電機(6504.T), opens new tabは6%安となった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.83%高の770.8ポイント⁠と、大幅​に続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、​値上がりが757銘柄(47%)、値下がりは787銘柄(49%)、変わらずは51銘柄(3%)だった。

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