芦田愛菜×岡山天音のNHKドラマ「片想い」来春放送、岡田惠和がオリジナル脚本を紡ぐ(コメントあり)
芦田愛菜が主演を務め、岡山天音と共演するNHKの特集ドラマ「片想い」の制作が発表された。連続テレビ小説「ひよっこ」の岡田惠和がオリジナル脚本を手がける。
本作は、芦田演じる片思いするヒロイン・菅原優衣と、岡山扮する片思いの相手・ケンケンこと菅原健二を軸とした物語。岩手・盛岡の商店街で母と暮らす優衣と、実家が豆腐店を営むケンケンは隣同士の家に住み、お互いの部屋から顔を出せば話ができるほどの距離で育ってきた。優衣にとって“憧れのお兄さん”であるケンケンは、一緒にいると幸せな気持ちになれる存在だ。ある日、東京でデザインの仕事をしていたケンケンが突然帰郷。しかも東京には戻らず、実家の豆腐店を継ぐと宣言する。地元の会社を辞め豆腐店で働いていた優衣は「これって、長男の嫁みたい」と心の中で舞い上がるが、本当の気持ちは伝えられないまま、もどかしい時間が続いていく。
岡田は「世界は片想いで出来ています。想いのほとんどは叶わぬ片想い。誰かから誰かへの。人生への、夢の片想いで、この世界はあふれています。せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高! 叶わなくても幸せ!みたいなドラマを書いてみました」と作品に込めた思いを明かした。岡田、芦田、岡山によるコメントは以下に掲載している。
本作は2025年9月に岩手県盛岡市および東京都内近郊で制作され、2026年春に総合テレビにて前後編として放送予定。演出はドラマ「東京サラダボウル」などの津田温子が担当する。
岡田惠和(作)コメント
世界は片想いで出来ています。想いのほとんどは叶わぬ片想い。誰かから誰かへの。人生への、夢の片想いで、この世界はあふれています。せつなくてつらいだけでない、楽しく明るく尊い、むしろ片想い最高! 叶わなくても幸せ!みたいなドラマを書いてみました。
芦田さんと岡山さんに向けて書きました。片想い街道を一人驀進し、七転八倒したり迷走したり、全身全霊で恋する優衣役の芦田愛菜さんと、恋されているのにまったく気づいていないような、でも良すぎるくらいイイ奴のケンケンを演じる岡山天音さんを楽しんでいただけたらと思います。私自身も出来上がりを観るのを楽しみにしております。
芦田愛菜 コメント
人が時として諦めてしまったり、忘れてしまったりする、純粋に何かをそして誰かを想う気持ち。結果を出すことだけが全てではなくて、その気持ちを、ただ想い続けるだけでもいいのかもしれない、と優しく自分を肯定できるような作品だと感じています。斜に構えたりすることなく、全ての「好き」という気持ちにまっすぐに駆けていける優衣が、私自身とても羨ましいです。
ご覧になる皆様に、また自分も何かを好きになりたい、という温かい気持ちをお届けできたら嬉しいです。
岡山天音 コメント
この人生を生き続けることに、果たして意味はあるのだろうか。ただ、何かに恋をし続ける事は、ここにある「今」を繋げていく理由にはなる気がしています。僕が演じさせていただく健二と共に、何かを好きでいる事とそこにまつわる様々な感情に触れ、脚本の岡田惠和さん、演出の津田温子さんが創り出す世界を生きたいと思います。
今作が皆様にとって何らかの明かりとなってくれることを願います。
特集ドラマ「片想い」番組情報
放送局・放送日時
NHK総合 2026年春(45分・前後編)
スタッフ・キャスト
作:岡田惠和演出:津田温子(NHKエンタープライズ)
出演:芦田愛菜 / 岡山天音 ほか
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