timelesz原嘉孝が映画初主演、売れないピン芸人演じる「初恋芸人」今冬公開(コメントあり)

中沢健による小説「初恋芸人」の映画化が決定。原嘉孝timelesz)が映画初主演を務めることがわかった。

本作の主人公は、怪獣ネタで舞台に立つ売れないピン芸人・佐藤賢治。彼女いない歴=年齢で、嫌いな相手を怪獣に見立てては自分をヒーローとして戦わせる“妄想の世界”にだけ居場所を見つけていた。ある日、そんな賢治を「面白い」と言う市川理沙が現れる。初めて恋に落ちた賢治だが、不器用な性格が災いし、思いを伝えられないまま理沙から距離を置かれてしまう。やがて彼女の秘密が明らかになっていく。

原が賢治を演じ、監督・脚本は「獣手」の夏目大一朗が担当。撮影は、原がオーディション番組「timelesz project -AUDITION」に参加する前に行われた。原作の「初恋芸人」は2016年にテレビドラマ化され、2025年8月にはコミックアプリ「マンガワン」にて、もこやま仁によるコミカライズの連載がスタート。原は「芸人さんの役は初めてで、プライベートでお笑いライブに通った日々を思い出します。とにかく、愛をもって演じさせていただきました」とコメントしている。

「初恋芸人」は、ギグリーボックス配給のもと今冬に公開予定。夏目、企画・プロデュースの小浜圭太郎のコメントは下記の通り。なお本作は、9月13日から広島・尾道の因島ほかで開催の「しまなみ映画祭2025」で特別上映される。10月17日から北海道・夕張ほかで開催の「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭2025」にも招待された。

原嘉孝 コメント

主人公のピン芸人、佐藤賢治を演じました。賢治は、見ているこっちがもどかしくなってきて、なんとかしてあげたい、そう思えてくる人で。でもその奥にはとんでもなくピュアで、可愛らしい一面があります。芸人さんの役は初めてで、プライベートでお笑いライブに通った日々を思い出します。とにかく、愛をもって演じさせていただきました。とある男の「何者でもないもの」の物語、皆さんの元にお届けできることにワクワクしております! 是非お楽しみにしていてください!

夏目大一朗 コメント

中沢健の小説「初恋芸人」に心を奪われ、いてもたってもいられなくなった。「この物語は僕が映像化するしかない」と、確信。震える手で脚本を書き殴った。いつもキラキラ輝く原さんにはキラキラを封じてもらい賢治役を熱演してもらった。情熱と衝動で作り上げたこの作品を、ぜひ劇場でご覧ください。

小浜圭太郎(企画・プロデュース)コメント

「初恋芸人」は、恋の喜びと切なさをユーモアで彩った物語です。原嘉孝さんの真心こもった演技が、純粋な恋と夢を鮮やかに描き出します。東京と広島での撮影中、原さんの温かさとリーダーシップが現場を一つにし、最高のチームワークを生み出しました。原さんのピュアな魅力が爆発した初主演映画、ぜひ劇場で体感してください!

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