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 チャンネル登録者数169万人を誇る人気YouTuber・中町兄妹の中町JPが6日までに自身のYouTubeを更新。“今伝えたいこと”として心境を明かした。

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 中町兄妹は、2月に自身のYouTube内で、埼玉県八潮市の道路陥没事故について不適切な発言を行ったとして謝罪。その後、綾は『CanCam』専属モデルを降板するなど、さまざまなところに波及した。

 JPは自身の個人チャンネルに「それでも僕は幸せです。」と題した動画を投稿。改めて、「今回の件で不快にさせてしまった全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」と深く頭を下げて謝罪した。

 動画は約47分の内容で、「久しぶりに1人語りの動画を撮ってみようかなって思ってます」とコメント。「今回の件で思ったこと、考えたことを、今のタイミングでしか言えないなと思って。長々と話しますけどお付き合いくださいどうか」と語った。

 何十万件という誹謗中傷が届くことに触れつつ「全部自分たちが悪い。自分たちが蒔いた種だから、ダメだって指摘してくれる人たちがたくさんいるのも本当に感謝してる」「すごく反省しています」とし、多くの誹謗中傷が届く中でも「すごく幸せなんだよね」と語った。

 その後、自身の人生を振り返り。長男として生まれ、小学1年生から3年間上海で暮らし、その後日本に戻ったという。先輩にぼこぼこにされた高校時代や、人生で初めて親に抱き着いたという大学受験のエピソードなどを語った。

 SNSでの発信を始め、「有名になりたい」という思いから様々な有名YouTuberとコラボできたことを説明。妹・綾とともに活動することになったいきさつも明かした。

 人生の振り返りを明かした理由について「自分で話して整理したかった」「あとはシンプルに動画投稿者として自分の人生を残しておける動画を作りたかったってのも正直ある」と説明。また、「動画をストップしてる間に、1回だけ外に飲みに行ったんだよね」と、自宅で自粛していたところ、友達から誘われ外出したと説明。「3週間くらい家出てなくて、やっと会えて2時間わーって話して」と過ごしたが、その様子を盗撮され拡散。「『この時期に飲みに行くなよ』という声があったけど、本当にそれに尽きる。それは本当にごめんなさい」と謝罪した。

 また、「やることはやってきた」と人生を振り返り、今の状況について「誹謗中傷されるようなことをやった俺らが悪い」「痛いほど反省した」と悔やんだ。そのうえで「誹謗中傷してるって胸張って言えるのかな」と、悪質な投稿を続けるユーザーに問いかけ。また、「YouTubeを撮ってるのも、馬鹿げてる話かもしんないけど全員を幸せにしたいと思ってやってる」と話した。

 今回の炎上で「本当に全ての仕事がなくなったんだよね」とし、そんな中「本当にファンの みんなからのDMが心に染みた」「全然心折れてないと強がっていた」と感謝。多くの誹謗中傷を受けても涙は出なかったが、温かいDMに涙が出たとしみじみ語り、届いたメッセージを涙声で紹介。「もう2度と炎上はしたくないしする気もないし、だからこういうちょっと熱い動画を撮りたくなった。みんなに感謝を込めて送りたくなった」と説明した。

 さらに「家族への誹謗中傷もすごく来た。もちろん自分たちのせいだから」としつつ、「自分に腹が立つ。こんなに愛して育ててくれて、最高の親で」「親の教育がどうなってるんだって言われるけど、全く間違ってなかった」「それを何も知らない人たちに言われてしまうっていう現状を作った自分がもう本当に悔しくて」「(家族は)心配で心配で心配で、寝れないらしい。マジでもう…なんて親不幸なことしてるんだって。本当に情けないよね」と自分を悔やんだ。

 また、妹の綾への誹謗中傷も説明。「今まで綾がみんなに与えてきた幸せって、なくなったわけではない」「これからも中町綾を愛してほしい」とYouTuberではなく「兄の立場で」と呼びかけた。

 最後に「今後もどうか、どうか、綾の味方でいてほしい」「綾が辛そうとか、お母さんお父さんとか、おばあちゃんが辛そうなのが一番きつい」と涙ぐみながら語った。

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