中森明菜、6・7~9に写真展41年ぶり開催「ぜひ会場に」 かが屋・加賀翔がファンクラブイベント撮影

かが屋・加賀翔が撮影した中森明菜の写真(写真提供:HZ VILLAGE Inc.)

歌手、中森明菜(59)が6月7~9日に東京・文京区の東京ドームシティ内「Gallery AaMo」でデビュー43周年を記念した写真展を開催することが27日、分かった。カメラマンとしても活躍するお笑いコンビ、かが屋の加賀翔(31)サイドにオファーし、昨年12月に撮影したファンクラブイベントの写真や衣装などを展示。明菜直筆サインのプレゼント企画もあり、ファン垂涎(すいぜん)の3日間になりそうだ。

明菜にとって、1984年の「中森明菜 映像・写真展 AKINA VISUAL FAIR」以来、実に41年ぶりの写真展が開催される。

タイトルは「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」。伝説の歌姫と実力派コント師が異色のタッグを組み、明菜が昨年12月に4公演640人限定で開催した「FANCLUB LIVE『ALDEA Bar at Tokyo 2024』」を加賀が撮影した。

中森明菜(写真提供:HZ VILLAGE Inc.)

加賀は2015年に相方の賀屋壮也(32)とかが屋を結成後、すぐにカメラの魅力にハマった芸歴=写真歴という珍しい芸人。インスタグラムにアップする、芸人仲間を独特な視点で捉えたショットが話題を呼び、写真集刊行、雑誌の連載を抱える売れっ子だ。

とはいえ、明菜とは接点なし。〝まさか〟のオファーは明菜から届いた。カメラマンとしての活躍をテレビで知り、加賀の所属事務所に連絡。歌手と芸人の垣根を越えたコラボが実現した。

会場では、加賀が撮り下ろした写真約50点を展示。本紙が入手した独占カットを含め、明菜の魅力を余すことなく、そして新鮮に捉えたショットは秀逸だ。さらに実際に着たライブ衣装も展示され、明菜の直筆サインプレゼント企画、オリジナルグッズ販売も。夢のような3日間になる。

ファンクラブイベントで歌唱する中森明菜(写真提供:HZ VILLAGE Inc.)

1982年に「スローモーション」でデビュー後、独特のハスキーボイスと圧倒的なパフォーマンスで昭和、平成、令和を駆け抜ける明菜は、体調不良による活動休止期間を経て、今月19、20日に大分県の「ジゴロック2025」で16年ぶりにライブ復帰。今回の写真展では、活動を本格化させ、ファンを喜ばせている明菜を、より間近に感じられそうだ。

明菜は「以前からご一緒したいと思っていた、かが屋の加賀さんにお願いして撮っていただきました。雰囲気のあるすてきな写真になっていますので、ぜひ会場にお越しいただけたらうれしいです」と呼びかけている。

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