オープン戦で23年ぶり4試合引き分けの珍事 巨人・マルティネスが被弾 阪神・大山が同点打
開幕を28日に控えたプロ野球はこの日も6試合のオープン戦が組まれた。18時開始の西武―DeNA戦(ベルーナD)をのぞき、5試合が終了したが、そのうち4試合が引き分け。延長戦がないとはいえ、02年3月10日以来、23年ぶりとなる極めて異例の事態となった。
阪神は8回に大山が中前適時打を放ち、同点に追いついた。逆にオリックスはこれで本拠地の京セラDでのオープン戦は8試合目となったが、またも初白星はお預け。オープン戦の単独最下位が確定した。
巨人は1点リードの9回に守護神のマルティネスが中村奨にソロアーチを浴びて追いつかれた。ヤクルトは3―3の9回に2死一、二塁のピンチを招いたが、田口が何とか無失点で切り抜けた。中日―楽天は初回に1点ずつを奪った後は、両チームともにゼロ行進。ソフトバンク―広島も1点差でカープが勝利と、接戦だらけの一日となった。
広島2―1ソフトバンク
日本ハム3―3ヤクルト
巨人4―4ロッテ
中日1―1楽天
阪神3―3オリックス
西武ーDeNA
◇2002年3月10日
西武5-5巨人
ヤクルト7-6日本ハム
中日2-2ロッテ
横浜6-6オリックス
阪神3-3近鉄
ダイエー7-5広島