Xが「クリエイター収益分配」を終了し「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」開始へ

ネットサービス

2023年7月から展開されてきたXの「クリエイター収益分配(Revenue Sharing)」が終了し、入れ替わりに「オリジナルコンテンツ報酬プログラム(Original Content Rewards Program)」が始まることが明らかになりました。すでに「クリエイター収益配分」への新規登録は停止されていて、参加者の収益獲得最終日は2026年9月7日分に設定されています。

Original Content Rewards

https://help.x.com/en/using-x/original-content-rewards

XユーザーのCreatorsさん: 「Original Content Rewards Program」 / X https://x.com/XCreators/status/2085835082166653393

https://t.co/Oy1nZbisbA

— Creators (@XCreators) August 7, 2026

Xのクリエイターチームは現地時間2026年8月7日、「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」の開始を発表しました。チームによると、当該プログラムは「Xに独自のアイデア、専門知識、情報発信、創造性、解説をもたらしてくれるクリエイターに報いるための新しい仕組み」で、Xを毎日開く価値のあるクリエイターを評価するよう設計されているとのこと。

プログラムの対象となるクリエイターは、オリジナルコンテンツで生成された有効インプレッションから収益を得ることができます。アカウントおよびコンテンツがプログラムの要件を満たし続けていれば、2週間ごとに報酬が支払われます。初回支払いは2026年8月28日です。 「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」と入れ替わりに、既存の「クリエイター収益分配」は終了します。対象者は、2026年9月7日まで引き続き収益を獲得可能で、8月14日・28日の支払いに加えて、最終支払いが9月11日ごろ行われる予定です。「クリエイター収益分配」参加者の「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」申請受付は2026年9月8日からスタートで、申請が受け付けられ場合の初回支払いは2026年9月25日となります。 「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」の収益源となる「有効インプレッション」について、クリエイターチームは「ホームタイムラインのフィード上に投稿の50%以上が表示されている状態で、プレミアムユーザーから記録されたユニークインプレッション」という定義を示しています。1つの投稿に対する同一アカウントからの複数インプレッションや、購入やプロモーション、人為的に生成したもの、不正なインプレッションは無効です。 参加条件は以下の8点を満たしていることです。

1:18歳以上であること

2:「オリジナルコンテンツ報酬プログラム」が利用可能な国に居住していること 3:アカウント状態が良好で、Xの収益化基準や利用規約に繰り返し違反した履歴がないこと 4:個人アカウントまたはビジネスアカウントを保有していること 5:Xプレミアムのうち「プレミアム」「プレミアムプラス」「プレミアムビジネス」のいずれかに加入していること 6:認証済み(バッジ付き)ユーザーのフォロワーが500人以上いること 7:過去90日間に認証済みユーザーからのホームタイムラインインプレッションが50万回以上あること(返信は対象外) 8:定期的にオリジナルコンテンツを投稿していること 条件を満たしている場合、メニューの「クリエイタースタジオ」内にある「オリジナルコンテンツ報酬」から申請を行うことができます。 以下はXプレミアムに加入していないアカウントなので、「オリジナルコンテンツ報酬」のところが「対象外」となっています。

申請は3営業日以内に審査が行われて、結果が通知されます。承認されなかった場合、1回だけ異議申し立てが行えます。異議申し立てが却下された場合でも、条件を満たし続けていれば、90日後に再申請が可能です。 「オリジナルコンテンツ報奨プログラム」の開始と入れ替わりに、既存の「クリエイター収益分配」は終了します。対象者は、2026年9月7日まで引き続き収益を獲得可能で、8月14日・28日の支払いに加えて、最終支払いが9月11日ごろ行われる予定です。「クリエイター収益分配」参加者の「オリジナルコンテンツ報奨プログラム」申請受付は2026年9月8日からスタートで、申請が受け付けられた場合の初回支払いは2026年9月25日となります。 従来の「クリエイター収益分配」では、パクツイや「インプレゾンビ」と呼ばれる、クリエイターではないアカウントによる収益狙いの低品質投稿が大量に発生していましたが、果たして今回はうまく機能するのでしょうか。

Xのパクツイで稼ぐ大規模アカウントの収益削減取り締まりがスタート、公式が言及するほどの悪質な実例はコレ - GIGAZINE

なお、プログラムが利用可能な国・地域は以下の通りです。 アイスランド アイルランド アゼルバイジャン アメリカ アラブ首長国連邦(UAE) アルジェリア アルゼンチン アルバニア アルメニア アンゴラ アンティグア・バーブーダ イギリス イスラエル イタリア インド インドネシア ウズベキスタン ウルグアイ エクアドル エジプト エストニア エチオピア エルサルバドル オーストラリア オーストリア オマーン オランダ ガーナ ガイアナ カタール カナダ ガボン ガンビア カンボジア 北マケドニア キプロス ギリシャ グアテマラ クウェート クロアチア ケニア コートジボワール コスタリカ コロンビア サウジアラビア サンマリノ ジャマイカ シンガポール スイス スウェーデン スペイン スリランカ スロバキア スロベニア セネガル セルビア セントルシア タイ 大韓民国 台湾 タンザニア チェコ チュニジア チリ デンマーク ドイツ ドミニカ共和国 トリニダード・トバゴ トルコ ナイジェリア ナミビア ニジェール 日本 ニュージーランド ノルウェー バーレーン パナマ バハマ パラグアイ ハンガリー バングラデシュ フィリピン フィンランド ブータン フランス ブルガリア ブルネイ ベトナム ベナン ペルー ベルギー ポーランド ボスニア・ヘルツェゴビナ ボツワナ ボリビア ポルトガル 香港 マダガスカル マレーシア マルタ 南アフリカ メキシコ モーリシャス モザンビーク モナコ ヨルダン ラオス ラトビア リトアニア リヒテンシュタイン ルーマニア ルクセンブルク ルワンダ

・関連記事 X製品責任者のニキータ・ビアが退任、今後はアドバイザーとして関与 - GIGAZINE

X(旧Twitter)の製品責任者が転載コンテンツやクリックベイトで稼ぐアカウントへの支払いを削減すると宣言 - GIGAZINE

Xが日本とアメリカのインプレゾンビ対策に「国内からの閲覧を重視する」という仕組みを発表するも非難殺到で導入延期 - GIGAZINE

X(旧Twitter)がAI生成の戦争動画を投稿するクリエイターの収益分配を停止すると発表 - GIGAZINE

Xが「クリエイター収益配分」を悪用して不当に収益を増やそうとしたユーザー8人を提訴 - GIGAZINE

コミュニティノートが付けられたXの投稿は収益分配の対象外になるとイーロン・マスク氏が発表 - GIGAZINE

イーロン・マスクがX(旧Twitter)のクリエイターへの収益分配について手数料を取らない新方針を発表、さらにAppleの手数料についてもティム・クックCEOと交渉すると公表 - GIGAZINE

X(旧Twitter)の広告収益分配プログラムが日本にも展開される、収益化に必要なインプレッション数は以前の3倍に増加 - GIGAZINE

関連記事: