FRBは行動へ、トランプ氏関税が二大責務に影響なら=カンザスシティー連銀総裁
米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は14日、トランプ次期政権の政策が米経済に与える影響について、連邦準備理事会(FRB)内で「活発な議論」が行われており、インフレもしくは雇用に関する目標のいずれかが軌道から外れれば対応すると言明した。2022年6月撮影(2025年 ロイター/Sarah Silbiger)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は14日、トランプ次期政権の政策が米経済に与える影響について、連邦準備理事会(FRB)内で「活発な議論」が行われており、インフレもしくは雇用に関する目標のいずれかが軌道から外れれば対応すると言明した。
次期政権が目指す関税引き上げによる経済への影響に関する質問に対し、シュミッド総裁はFRBは結果を推測しないとしつつも、雇用市場の安定や2%のインフレ目標維持に向けたFRBの取り組みに「混乱が生じれば、FRBは行動を起こす」と応じた。
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