ルーキー入谷響が首位で最終日へ 1打差2位に安田祐香 竹田麗央は予選落ち
◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(12日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6585yd(パー72)◇晴れ(観衆7203人)
雷雲接近により持ち越された第1ラウンドに続き第2ラウンドが行われ、ルーキーの入谷響が初優勝に王手をかけた。2打差4位から7バーディ、3ボギー「68」で回り、通算9アンダーの単独首位に浮上。今季の平均ドライビングディスタンスで1位(257.82yd)に立つ19歳が、後続に1打リードで最終日に入る。
8アンダーの2位に安田祐香。単独首位から「71」にとどまり、2024年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来のツアー2勝目をかけて1打差を追う。
7アンダーの3位に、蛭田みな美、ペ・ソンウ(韓国)、入谷と同じルーキーの中村心。6アンダー6位に、第2ラウンドのベストスコア「66」をマークした昨季3勝の桑木志帆、ツアー2勝の河本結、ともに未勝利の金澤志奈と小林光希が並んだ。
米ツアーから姉妹でスポット参戦する岩井千怜は4アンダー15位。開幕から4試合連続トップ10で年間ポイントランキング1位の菅楓華は2アンダー27位。前週優勝の穴井詩は1アンダー35位。前年覇者の阿部未悠、千怜の姉・岩井明愛はカットライン上のイーブンパー49位で決勝に進んだ。
今季国内初戦の竹田麗央は70位スタートから「75」と挽回できず、通算3オーバー74位で予選落ちに終わった。
<上位成績> 1/-9/入谷響 2/-8/安田祐香 3T/-7/蛭田みな美、ペ・ソンウ、中村心 6T/-6/桑木志帆、河本結、金澤志奈、小林光希 10T/-4/荒木優奈、吉本ここね、稲垣那奈子、高橋彩華、佐久間朱莉