韓国が攻撃型原潜の国内建造を正式発表、1番艦は2030年代半ばまでに進水

トランプ大統領は「国防費増額」と「対米投資」を約束した韓国に「独自の原潜建造」と「米潜水艦用原子炉技術の使用」を許可、韓国は26日「国内で低濃縮ウランを燃料とする攻撃型原潜を開発・建造し、1番艦を2030年代半ばまでに進水させ、2030年代後半以降に実戦配備する」と発表した。

参考:「대한민국 핵추진잠수함 개발 기본계획」 발표 参考:South Korea outlines nuclear-powered submarine plan

韓国では政権主導による非公式の原子力潜水艦建造を何度か計画したことがあるものの、潜水艦用原子炉への核燃料供給で「韓米原子力協定のウラン濃縮20%制限」がネックとなり、これまで公式な建造計画に移行することは一度もなかったが、バイデン政権はAUKUSを締結してオーストラリアに潜水艦用原子炉を含む原潜技術の提供を許可したため、韓国でも原潜導入に対する関心が高まっていた。

出典:U.S. Army photo by Cpl. David Poleski

李在明政権はトランプ政権に対して「GDP比3.5%まで国防費の段階的な引き上げ」「米造船業界に対する1,500億ドルを含む計3,500億ドルの投資」「米国産石油・天然ガスの大量購入」「対韓関税引き下げを含む広範な貿易協定」を約束し、トランプ大統領は2025年10月「韓国に原子力潜水艦の建造を許可した」と発表、これは「米国が韓国に潜水艦用原子炉技術=Naval nuclear reactor technologyの使用を許可する」「核燃料供給についても米韓で協力する」という非常に画期的な内容で、韓国は米国が潜水艦用原子炉技術の提供を認めた3番目の国になる。

韓国国防部の安圭伯長官も原潜建造に関する初の公式ロードマップを26日に発表し、この中で「国内で低濃縮ウランを燃料とする攻撃型原潜を開発・建造し、1番艦を2030年代半ばまでに進水させ、2030年代後半以降に実戦配備する計画だ」と明かした。

📌「대한민국 핵추진잠수함 개발 기본계획」 발표

국방부는 5월 26일(화)에 「대한민국 핵추진잠수함 개발 기본계획」을 발표했습니다.

「대한민국 핵추진잠수함 개발 기본계획」은 대한민국이 핵추진잠수함을 체계적으로 개발하기 위한 추진 방향을 국내·외에 최초로 제시하는 문서로서 주요 내용은… pic.twitter.com/jkVjS3soQt

— 국방부 (@ROK_MND) May 26, 2026

国防部もプレスリリースの中で「原潜の核燃料には低濃縮ウランを使用して燃料交換を最小限に抑える」「原潜の取得、維持、整備の自立性と安定性を確保するため国内で原潜を開発・建造する」「原潜のプラットフォームや推進システムなどは長年蓄積してきた民間原子力・造船分野の国内技術を活用して高い信頼性と安全性を確保する」「原潜の設計、建造、運用、整備、核燃料管理、解体に至る全プロセスをライフサイクルの観点から開発・管理して持続的な運用性を確保する」「2030年代中盤までに1番艦を進水させて2030年代後半以降に戦力化する」「政府は原潜建造計画を張保皐(チャン・ボゴ)N事業と命名した」と言及。

トランプ大統領は当初「韓国の原潜はハンファグループが買収したフィラデルフィア造船所で建造される」と言及していたが、今回の発表は「米国の潜水艦用原子炉技術を活用しながら核燃料以外の部分を国内完結させる計画で原潜を取得する」となり、国防部は今回の投資によって造船、原子力、防衛産業に4万人以上の新規雇用が創出されると見込んでいる。

出典:BAE Systems

もう韓国の原潜取得計画は公式に動き出しており、トランプ政権の承認も獲得しているため政治的にも障害がなく、唯一の懸念点は「低濃縮ウランの核燃料供給が米国依存になるかもしれない」という可能性だけで、韓国は造船、原子力、防衛産業の3つが揃っているため、原潜取得のスケジュールも英国設計のAUKUS級原潜を2040年代に取得するオーストラリアと比べて圧倒的に早い。

そして日本国内からは対抗意識だけで「韓国が原潜を取得するなら日本も」と叫ぶ声が増えるだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Hanwha Aerospace Europe

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