日本語小説エディター「MirrorShard」が「Tauri」で生まれ変わった! 軽量・高速に

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「MirrorShard」v1.3.0

 日本語の小説執筆に特化したテキストエディター「MirrorShard」の後継版「MirrorShard 2」が、3月2日に正式リリースされた。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。リリースページより、WindowsとMac向けのバイナリを無償でダウンロードできる。

 「MirrorShard」は、日本語での小説執筆に特化したクロスプラットフォーム対応のテキストエディター。没入感を重視したミニマルなデザインが特徴で、執筆に集中できる「禅」(ZEN)モードを備えるほか、お気に入りの壁紙を設定したり、バックグラウンドでヒーリングミュージックを流したり、メカニカルキーボードのようなタイプ音を演出できる。縦書きプレビュー機能も備える。クラウドAIやローカルAIを用いた執筆支援も利用可能。

 「MirrorShard 2」の目玉は、GUIのアプリ開発フレームワークが「Tauri」に変更されたこと。「Electron」を採用していた前作よりも起動パフォーマンスが改善されたほか、メモリ消費量が削減されているという。配布バイナリのファイルサイズに至っては、前作の1/30程度にまで抑えられている。

 さらに、AI機能を強化。メインウィンドウからもAIが利用可能となり、カーソル位置からの執筆、コード補完、選択範囲の要約・リライト・翻訳などが行えるようになった。

AI機能を強化。メインウィンドウからもAIが利用可能に

 そのほかのおもな変更は以下の通り。

  • アイコンをSVG画像に変更、よりミニマルなデザインに
  • 禁則処理やワードラップなど、ワープロとしての設定項目を強化
  • 画面のカスタマイズ性が大幅に向上。カラーピッカーによる配色のカスタマイズとプリセットへの保存に対応し、テキストエリアの幅や右寄せ・左寄せの設定も可能に
  • Markdown/HTMLプレビュー機能を搭載
  • コードエディターモードを搭載
  • 内蔵ターミナルを搭載
  • ファイル一覧とアウトラインペインを分離
  • 縦書きウィンドウのリアルタイムプレビューを廃止。代わりに更新ボタンを設置
  • 横書きのエクスポート機能でPandocが不要に(ただし縦書きでは必要)
  • プリンターでの印刷が可能に(横書きのみ)
  • 縦書きのPDF出力を廃止(HTML、EPUBのみ)
  • 選択範囲の文字数カウント機能を追加
  • AIチャット機能が「Ollama」にも対応。またLAN接続にも対応
Markdown/HTMLプレビュー機能を搭載

 一方で、前作にあったアイデアプロセッサー機能は未実装だ。最終的には既存機能がすべて移植される予定だが、今のところ利用できない。また、現行のv1.3.0では旧バージョンの「ATOK」(「ATOK 2017」など)環境で変換中のアンダーラインや文節区切りが表示されない現象が確認されている。「Microsoft IME」や「Google 日本語入力」といった比較的最近のIMEを利用することをお勧めする。

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