JR東日本、不評の「えきねっと」に代わる新サービス「JRE GO」発表--新幹線予約が1分で完了
JR東日本は2月19日、新しい電車予約サービス「JRE GO」(ジェイアールイー・ゴー)を2026年秋ごろに開始すると発表した。初回利用時でも最短1分で予約完了できることを目指す。
現行の「えきねっと」は1000万人以上が利用しているが、初めて使う利用者は予約完了までに平均十数分を要している。新幹線利用の半数を占める当日予約において、この時間が大きな障壁となっていた。2001年のサービス開始以来、会員登録の煩雑さ、列車比較の手間、直前の予約変更の難しさ、サイト動作の重さなど、多くの改善要望が寄せられていたという。
JRE GOでは利用開始手続きを従来の21ステップから最短4ステップに簡略化する。検索結果では対象区間の全列車を一覧表示し、シートマップで号車や座席位置、はやぶさ・こまちなどの併結情報も同時に確認できる。従来は3本ずつしか表示されなかったため、繁忙期には希望の列車を探すのに画面を何度も行き来する必要があった。
予約変更や払い戻しもトップ画面から直近の予約にアクセスしてすぐに手続きできるようになる。新幹線利用者には予定変更が少なくないが、えきねっとでは予約を探す手間や手続きの長さが乗車直前の変更を困難にしていた。
サービス開始時は東北、秋田、山形、上越、北陸(東京〜上越妙高間)の新幹線各駅相互間の発売に限定される。普通車自由席・指定席・TRAIN DESK・グリーン車・グランクラスが予約可能で、交通系ICカードやモバイルSuicaを紐づけて乗車する「新幹線eチケット」のみの取り扱いとなる。決済方法はクレジットカードに限られ、自由席は割引なし、指定席は200円引きとなる。トクだ値は取り扱わない。
2026年4月20日から先行試用版のサービスを開始する。利用には事前エントリーが必要で、詳細は4月にJR東日本のホームページおよび公式SNSで案内する。
2027年度末までに在来線チケットレス特急券の取り扱いや多言語対応を目指すほか、モバイルSuicaアプリやWelcome Suica Mobileとの連携も計画している。JRE POINT会員限定の新幹線乗り放題パスや、繁忙期・閑散期に応じたポイント還元、予約不要で指定席に乗車できるサービスなども検討する。
えきねっとは現行サービスを継続して提供する一方、JRE GOで得られた知見をフィードバックし、将来的にはJRE GOとの一体化を目指すとしている。
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