2025年のクリスマスプレゼントの予算平均、子どもが欲しいプレゼント1位、サプライズの工夫など!バンダイこどもアンケート「クリスマスに関する調査」の気になる結果が発表!

バンダイは、1995年から毎年実施している「クリスマスに関する調査」を、3~12歳の子どもを持つ男女600人を対象に実施! 「クリスマス」をテーマに、プレゼントの予算や、プレゼントに関する意識調査を行い、その結果が発表されました。

※調査日時:2025年10月24日(金)~10月27日(月)

クリスマスプレゼントの今年の予算の平均金額は、昨年の予算平均から240円増となる8,378円で、2年連続で平均予算が前年より増額となりました。ボリュームゾーンは、昨年同様「5,000円以上~6,000円未満」が最も多く、次いで「10,000円以上~20,000円未満」の回答が多い結果となりました。また、「20,000円以上」の回答が昨年から2.1%増加しました。

また、昨年からの予算の増減に関する質問では、「予算を増額した」という回答が21.0%、「予算を減額した」という回答が5.8%で、大多数の72.8%が「予算変動なし」と回答しました。昨年と比べて「予算を増額した」割合はやや減少したものの、依然として2割を超えており、物価高の影響がある中でも、子どもの希望を叶えたいという親の意向がうかがえます。

また、クリスマスプレゼント購入時の価格面での工夫(複数回答n=600)を集計したところ、「ポイントが貯まる・使える店やサイトで購入する」の回答が39.3%と最も高く、次いで「クーポンや割引券を利用する」(31.2%)、3位が「セール時期(ブラックフライデーなど)を狙って購入する」(28.5%)という結果になりました。購入方法については、店頭が40.8%、オンラインストアが45.4%と、およそ半数ずつに分かれました。(プレゼントが決まっている人ベースの回答(n=414))

プレゼント購入の決め手の情報源については、「実際に店頭で商品を見て、品質や安全性に納得したから」という理由が18.4%で3位にランクイン(詳細はTOPIC(2)データ)しており、店頭で商品を実際に確認後、オンラインでポイントなどを利用して購入するという購入方法の工夫も推察できました。

子どもが欲しいクリスマスプレゼント(単一回答n=600)をカテゴリ別で集計した結果、昨年に引き続きキャラクターのなりきり変身玩具・カードゲーム・ぬいぐるみなどをはじめとした「おもちゃ」カテゴリが1位となり、第2位も引き続き「ゲーム(ソフト・本体)」に、第3位は「衣類・服飾雑貨などの日用品、食品」という結果となりました。

※「おもちゃ」カテゴリ定義・カテゴリ内訳は参考データ参照。

ランキングには変動がないものの、昨年と比率を比較すると、「おもちゃ」カテゴリ(37.7%)が4.6%アップ。おもちゃカテゴリ内では、「ぬいぐるみ」が昨年から4.2%上昇し、昨年のおもちゃカテゴリ内1位の「キャラクターのなりきり変身玩具」を抑えて1位になりました。人気のぬいぐるみのブームや「推し活」でのぬいぐるみ需要など大人のぬいぐるみ人気が話題になる中、子どものぬいぐるみ人気も盛り上がっている結果がみられました。「ゲーム」カテゴリが昨年の23.0%から17.9%と5.1%ダウンし、2023年の26.0%から下降の傾向が続く形になりました。

親が実際にあげたいと思うプレゼントについては、1位~4位まで子どもの欲しいプレゼントのランキングと一致しました。子どもが欲しいプレゼントをどのように把握するかという質問では、「直接本人に聞いた」(45.0%)が圧倒的に多く、次いで「子どもの日常会話から推測した」が30.6%という結果が出ており、プレゼント購入の決め手についての質問でも「子どもの欲しがる度合いを見て」(46.1%)が最も多くなった結果からも、子どもが欲しいものをあげたいという親心がうかがえました。

子どもが欲しい商品をあげる傾向が読み取れる中、TOPIC(1)で記載の通り、プレゼント購入の決め手の情報源で「実際に店頭で商品を見て、品質や安全性に納得したから」の回答が3位にランクインしていることから、商品の品質や安全性に気を遣う親が多くいることも分かりました。

クリスマスプレゼントを渡す時のサプライズについて、83.7%の親がなにかしら工夫をしているという結果になりました。(n=600)最も多い回答が「朝、起きたら枕元にプレゼントが置いてあるようにする」で32.3%、次いで「プレゼントにリボンや包装紙で豪華なラッピングをする」が24.8%、「クリスマスツリーの根本にプレゼントを置いておく」が20.8%で3位になりました。

プレゼントの渡し方を工夫する人の中で、サプライズの内容は何を参考に考えるかを集計した結果(プレゼントを渡すときに演出をする人ベースn=502)、「自分で独自に考える」が1位で51.8%、2位が「自分が子どもの頃に親がしてくれた経験」27.3%、3位が「YouTube」14.9%で、実際に自分が子どもの頃に嬉しかった経験をもとに、同じことを自分の子どもに演出をする親が多いことが分かりました。

  • ずっと欲しがっていたゲーム機をこっそり用意して枕元に置いたら、朝起きてサンタさん来たと、飛び跳ねて喜んでいた。あの笑顔は一生忘れられない
  • サンタさんへのお礼の手紙を書いていた
  • サンタの足跡を小麦粉で作っていたら、プレゼントよりも先にその足跡が気になったようで「サンタさん汚しちゃってるよー!こらー!」と言いながら先にフロアワイパーを持ってきた子どもを見て微笑ましかった
  • あげたプレゼントを大切に使ってくれた。壊れてしまった時は大泣きするほどだった
  • プレゼントを渡したときの動画を残している

また、プレゼントの保管場所についても、渡す当日まで子どもにばれないように隠す親の努力がみられました。

  • 子どもの背が届かない(見えない)高い場所に布で包んで隠している
  • とにかく見つからないように細心の注意を払い、数日ごとに保管場所を変えたりする
  • 絶対に見つからないように、クローゼットの前にも重い荷物や家具を置いてある
  • 宅配の場合の受け取りを営業所受け取りにしている
  • 実家に隠しておく
  • 子どもがいない時に届くようにして、子どもが普段見ない家の中に保管する。プレゼントの包装が見えないように袋や箱にいれる

今年の結果からは、物価高の影響が続く中でも、子どもの笑顔を思いながらプレゼント選びに工夫を凝らす親御さんの姿が見えてきます。平均予算は8,378円と昨年よりわずかに増加し、購入時には「ポイントやクーポンを活用する」「セール時期を狙う」など、賢くやりくりしながらも、子どもの希望を叶えたいという思いが感じられます。また、ECサイトの利用が広がる一方で、今回の調査では83.7%の方が「枕元に置く」「豪華なラッピングをする」など、クリスマスを特別な思い出にするためのサプライズ演出を実践していることがわかりました。こうした行動から、親御さんが子どもの笑顔を想像しながら準備を進める温かい気持ちが伝わってきます。バンダイは、こうしたご家庭のクリスマスをより楽しく、安心して過ごしていただけるよう、品質と安全性にこだわった商品づくりを続けてまいります。

クリスマスに関する調査 調査概要

  • 調査日時:2025年10月24日(金)~10月27日(月)
  • 調査地域:全国
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査人数:3歳~12歳の子どもを持つ男女(23歳~59歳)600人
  • 対象者条件:対象年齢の子どもにプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親・また、子どもと一緒に回答できる方

バンダイでは、「こどもたちの生活にかかわる生の声を幅広い視点から把握し、現代のこどもたちの実態をバンダイ流に解き明かす」という狙いのもと、1995年4月より「こどもアンケート」という調査を実施しています。

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