遠藤不在のリバプール大敗で5位転落…アストン・ビラが来季CL決定!! 4位浮上でCL出場権「プレミア6枠」遠のく

[5.15 プレミアリーグ第37節 アストン・ビラ 4-2 リバプール]

 プレミアリーグは15日、第37節を行い、MF遠藤航所属のリバプールアストン・ビラに2-4で敗れた。勝ち点で並ぶ直接対決を制したアストン・ビラが4位に浮上し、2シーズンぶりのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得が決定。一方のリバプールは3試合勝ちなしとなり、欧州CL出場を決め切れなかった。なお、同日に日本代表W杯メンバー入りが決まった遠藤は引き続きベンチ外だった。

 試合前時点で勝ち点59で並んでいた両チームの直接対決。先に試合を動かしたのはホームのアストン・ビラだった。前半42分、左からのCKをDFリュカ・ディーニュが後ろに戻し、MFジョン・マッギンがリターンパスを送ると、ディーニュが斜めのパス。これを受けたMFモーガン・ロジャーズがゴール左隅から右足で叩き込んだ。

 ところが一方のリバプールもセットプレーから追いついた。後半7分、敵陣右サイドで獲得したFKをMFドミニク・ショボスライがゴール前に入れると、これにファーサイドでDFフィルヒル・ファン・ダイクが反応。完璧なヘディングシュートを叩き込み、一時はオフサイドの疑いをかけられながらもゴールが認められた。

 それでもすぐにアストン・ビラが突き放した。後半12分、リバプールのスローインにプレッシャーをかけ、クリアを試みたショボスライのスリップを誘うと、このボールを拾ったロジャーズがフリーでゴール前にパス。最後はFWオリー・ワトキンスが右足ダイレクトで合わせ、再び1点リードとした。

 するとその後はアストン・ビラがゴールを重ねた。まずは後半28分、右CKのこぼれ球からMFユーリ・ティーレマンスがミドルシュートを放ち、GKギオルギ・ママルダシュビリの手を弾くと、こぼれ球にDFパウ・トーレスが反応。このシュートもGKに阻まれたが、さらにこぼれ球をワトキンスが押し込んで3-1とした。

 さらに後半44分、アストン・ビラはワトキンスがゴール正面でタメを作ると、右へのパスからマッギンが左足一閃。鋭い振りからコントロールショットをゴール左上に突き刺し、4-1とした。一方のリバプールは90+2分、ファン・ダイクが再びゴールを決め、2点差としたが反撃はここまで。アストン・ビラが4位に浮上し、リバプールは5位に転落した。  これでアストン・ビラが来季の欧州CL出場権を獲得。またこの4位争いはプレミアリーグの来季欧州CL枠にも大きな影響を及ぼすこととなる。もしアストン・ビラが今季、すでに決勝進出を決めているUEFAヨーロッパリーグ(EL)で優勝した場合、こちらでも欧州CL出場権を獲得できるため、プレミアリーグを通じて獲得した欧州CL出場権と重複する可能性がある。  欧州CL出場権が重複した場合、アストン・ビラが4位か5位かでプレミアリーグの欧州CL枠数の扱いが大きく異なる。4位での欧州CL出場権はリーグに自動付与されるものだが、5位での欧州CL出場権はUEFA協会係数ランキングに基づく「追加枠」によるため、重複分の配分先が異なってくるのだ。  もしアストン・ビラが「EL優勝」と「プレミアリーグ4位」の条件を満たした場合、重複した欧州CL出場権は「欧州CL予選の出場権を獲得したクラブの中で、UEFAクラブランキング最上位のクラブ」に渡るレギュレーション。すなわち出場枠は国外の上位クラブに流出する。一方、「EL優勝」と「プレミアリーグ5位」の条件を満たした場合はプレミアリーグ6位のクラブに欧州CL出場権が渡る。  そのため他のプレミアリーグ勢にとってはアストン・ビラの5位フィニッシュを願う状況となっているが、この一戦でアストン・ビラが勝利したため、4位に浮上。最終節を残して5位リバプールとの勝ち点差は3となり、4位フィニッシュが濃厚となった。したがってこのままシーズンを終えると、アストン・ビラがEL制覇を果たしても、欧州CL出場権はプレミアリーグ6位に渡ることなく、他国の上位クラブに渡ることとなる。●海外組ガイド●プレミアリーグ2025-26特集▶お笑いコンビ「ヤーレンズ」がサッカーをしゃべり倒すポッドキャスト「ボケサカ」は毎週金曜配信

関連記事: