ママ友に仲間外れにされた幼稚園夏祭りの”買い出し係”が地獄になった理由
2025年5月ガールズちゃんねるにあがったママ友づきあいの投稿にリアルなママたちの本音があふれている。その中で大きく支持を集めていたのが、
「無理に作らなくて良いけど、最初から全部ブロックしなくても良いじゃん? くらいの話じゃないのか?」 (賛成290、反対6) 、 「友達じゃなくていいけど知り合い程度の人はいた方がいいと思う」 (賛成248、反対5) 、 「深入りしないでほどほどの距離を保つ保護者情報交換会みたいのが理想。淡々と情報だけ流したい」 (賛成128、反対1) だった。
そこには、ママ友はいたほうがいいけど、情報交換ができるくらいの、そこそこの距離を保つといい、経験者たちの実感のこもる貴重なアドバイスがあふれていた。
『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(野原広子著 / KADOKAWA) は、ママ友から無視をされ、意地悪を受ける32歳の主婦を主人公にした漫画である。
『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』(野原広子著 / KADOKAWA)子育て中のママたちが抱えるそれぞれの事情と、地味に、けれども着実に心を蝕んでいく悪意を描いた作品は、2015年の出版以降、現在まで「リアルすぎる」などとSNSで話題になっている。
夫と娘のミイと3人暮らしの主婦サキは、ミイの幼稚園の送迎が憂鬱でたまらない。入園してまもなくできた、ママ友“リエちゃん”に会うからだ。サキとリエちゃんは、子ども抜きでふたりでお茶を飲んだり、幼稚園の帰りは毎日のように公園によって子供を遊ばせる仲だった。 だが、何かをきっかけにサキはリエちゃんを怒らせてしまったらしい。
今のリエちゃんは、サキが送迎時に挨拶をしても無視、幼稚園の行事ではサキにキツイ役割を押し付けたり、聞こえるように嫌味を言ったりする。
第1話 「怖いママ友が…『聞こえてるのに無視』娘の幼稚園の送迎が憂鬱になる理由」 から読む。