経済評論家・門倉貴史さんが「家飲みには金麦」と語るワケ…物価高でもコスパ良くビールを楽しむ「賢い選択肢」
提供:サントリー株式会社
円安・物価高の傾向はまだまだ落ち着く気配を見せません。QOLを落とさずに、上手に節約したい、というのはいま誰しもが願うことなのではないでしょうか。
そんななか、2026年10月には日常的にビール類を飲む、という方にとっては大きな変化があります。酒税法が改正され、ビールと新ジャンルの酒税額が一律54.25円(350mlあたり)に変更されるのです。これまで新ジャンルに区分けされていたサントリー「金麦」は価格帯を据え置きのまま、麦芽比率を引き上げて、10月以降、ビールになることを発表しました。これによりますますコストパフォーマンスに優れた選択肢となっていくことが期待されています。
経済評論家の門倉貴史さんは「人々の生活防衛意識が高まり、固定費を減らしつつ、ここぞという嗜好品にはお金をかける『メリハリ消費』の傾向がますます強まっている」と話します。門倉さんに酒税法改正後のビール業界の動向、および「金麦」のビールへの進化が生活者にもたらす影響についてお話を伺います。
撮影/村田克己
「いろいろな場面で物価高の影響を感じますが、特に変化を感じるのはコンビニやスーパーでちょっとした買い物をしたときです。いつもと買う量や内容は変わっていないのですが、いままでは1000円札1枚で払えていたような買い物が、1000円を超えるのが当たり前になってきていて、そういったときに物価高を感じます」
門倉さん自身も節約のために、契約しているサブスクリプションや保険の見直しをはかったといいます。適度なインフレーションは企業側のサービスの値上げによる利益の増大、生活者側の賃金上昇など社会に良い影響をもたらしますが、日本においては物価に賃金の上昇が追い付いておらず、購買力が落ち込まざるをえない状況にあります。
「生活必需品など削れるところは徹底して削り、一方で、自分のモチベーションを維持するために必要な消費や、ストレスを解消するための消費はできるだけ削らない。このようにメリハリ消費を実践することで、将来に不安を抱くことなく、今の生活を充実させていくことができるのではないでしょうか。
私自身、普段お酒を選ぶときにこの『メリハリ消費』を実践しています。日常的に飲むものについては、発泡酒や新ジャンルのもの、週末や自分へのご褒美など特別な日にビールを飲むというかたちです。節約を意識しながら、組み合わせて消費しています」
普段は発泡酒や新ジャンルで節約し、週末やご褒美の時だけビールを手に取るという「飲み分け」は物価高のなかで、スタンダードな飲み方になってきています。
消費者のコストパフォーマンス意識はますます高まりを見せるなか、今年10月に予定されている酒税法の改正は飲料業界にどのような影響をもたらすのでしょうか。
「改正酒税法によってビールの税率が下がり、発泡酒と新ジャンルの税率が上がって『一本化』されていきます。価格による差別化がこれまでに比べて弱くなることで、消費者は品質を注視するようになります。『価格に見合った品質なのかどうか』『コストパフォーマンスが優れているのかどうか』をますます重要視するでしょう。
企業側も価格競争だけでなく、品質の部分での競争が激しくなるはずです。独自性やオリジナリティ、味といった部分で違いを訴えていくことが重要になると考えています」
「金麦」は「デイリービール」へと進化
サントリーは10月の酒税法改正に合わせて、ビールを「プレミアム」「スタンダード」「デイリー」の3つに分け、ターゲットのニーズに合わせて、価値を提供していくことを発表しました。いままで新ジャンルであった「金麦」は10月6日以降※1、価格帯をそのままに麦芽比率を引き上げて、「デイリービール」へと進化します。日常の晩酌で気軽に飲めるような、手頃な価格帯のビールです。
「これは今の消費者のニーズにぴったり合致している戦略だと思います。先ほどの私の消費パターンもそうですが、多くの消費者は『メリハリ消費』をしています。 株式会社インテージ※2の調査によると、発泡酒や新ジャンルの1人あたりの月間消費量は約11.7本で、ビールに比べると2倍以上の量になっています。やはり価格が安いという点で、新ジャンルや発泡酒の消費量が多くなっているのだと思います。
逆に言うと、もし価格が安いのであれば、本当は普段の晩酌用にもビールを飲みたいという気持ちは強いのではないでしょうか。『日々気兼ねなくビールを飲んでほしい』という気持ちが込められた『デイリービール』という新たな選択肢は、消費者からの期待が非常に高いのではないかと思います」
※1 10月6日発売予定 店頭順次切り替え ※2インテージSCIデータ
企業努力が信頼や愛着につながる
現代ビジネス編集部の調査によると、「デイリービール」の販売価格は6缶パックあたり、「スタンダードビール」に比べて150円ほど安くなる見通しです。差額で新たに1缶を購入できると考えると、価格インパクトは非常に大きなものになります。価格帯を据え置いたままで麦芽比率を上げる、というサントリーの決定を門倉さんは「企業努力の賜物」であると評価しています。
「物価高が続いていく中で、特にビール業界は原材料費がどんどん上がっている状況です。輸入コストの上昇にともなって、海外産麦芽のみならず、肥料を海外から輸入している国産麦芽にも影響が及んでいます。
そのなかで価格帯を据え置いたまま『ビール化』していくというのは、並大抵の企業努力ではないと思います。 あらゆる商品の値段が上がっているなかで、あえて価格帯を据え置きにするというのは、その企業が提供する商品への信頼につながっていきます。先ほど、消費者は品質を注視していくようになるとお話ししましたが、企業や商品に対する信頼や愛着もまた、これからの時代にますます重要なファクターになっていくでしょう」
人々は「より安く、高品質で、信頼できるビール」を求めるようになっています。誕生から19年にわたって、生活者に寄り添い続けてきた金麦がビールになっていく、というのはまさにこの時代に合った進化といえるでしょう。
門倉さんにはいち早く、ビールになった金麦を体験していただきました。
「本当に美味しいという感想につきます。麦芽の旨味がありながら、後味はすっきりしています。ビールの満足感と後味の爽やかさがあり、金麦がいままでの魅力はそのままに、しっかり進化したな、という印象を受けました。これだけのクオリティを出していながら、価格帯が据え置きというのは、驚き以外の何ものでもありません。素晴らしい企業努力です。生活者の日常に寄り添いたい、という金麦ブランドとしての意思を感じました。
消費者にとっても、日常的にビールを気兼ねなく飲めて、豊かな生活を送れるようになるということは、日々のモチベーションアップやストレス解消につながります。ひいては、仕事にも良い影響が出てくるのではないかと思いました」
1日の終わりに確かな満足感とくつろぎを運んでくれるビール。「金麦」が提案する「デイリービール」は、物価高に悩む私たちの心強い味方となり、日常の家時間を豊かに彩るための賢い選択肢となっていくに違いありません。