渡邉彩香が2打差逆転で3年ぶり6勝目 一ノ瀬優希は“ママさんV”ならず7位

◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(27日)◇ザ・クイーンズヒルGC (福岡)◇6503yd(パー72)◇晴れ(観衆3516人)

プロ14年目の渡邉彩香が3年ぶりのツアー通算6勝目を挙げた。首位と2打差7位で最終組の2組前をプレーし、1イーグル6バーディでこの日のベストスコアタイ「64」をマーク。通算17アンダーで逆転した。前回2022年「ほけんの窓口レディス」優勝後、23年にはシード落ちも経験した31歳が復活を遂げた。

優勝インタビューでは「今年は10回目の大会で私としても契約10年目の節目の年でした。良いときも悪いときも…こうやって最高の形で恩返しできて選手としてうれしく思います。これからもさらに高いところを目指してまだまだ頑張っていきたい」と話した。

未勝利の鶴岡果恋が渡邉と同じ「64」を出し、15アンダーの2位。今季1勝の内田ことこ、未勝利の福山恵梨が14アンダー3位に並んだ。

ツアー20勝の鈴木愛篠崎愛が13アンダー5位。首位から出て史上7人目の“ママさん優勝”を狙った一ノ瀬優希は「71」で回り、笠りつ子浜崎未来ウー・チャイェン(台湾)、菅楓華稲垣那奈子とともに12アンダー7位につけた。

米ツアーメンバーの西村優菜は5アンダー46位、メルセデスランキングトップを走る佐久間朱莉は4アンダー54位で大会を終えた。

<上位成績> 優勝/-17/渡邉彩香 2/-15/鶴岡果恋 3T/-14/福山恵梨内田ことこ 5T/-13/鈴木愛篠崎愛 7T/-12/一ノ瀬優希笠りつ子浜崎未来ウー・チャイェン菅楓華稲垣那奈子

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