アマゾン、13機種のKindleのサポートを終了──影響を受ける所有者が失うもの(Forbes JAPAN)
13機種の旧型Kindleでは、新しい本を購入・ダウンロードするためにKindleストアへアクセスできなくなった。これはアマゾンが最近実施した変更だ。対象には初代Kindle、Kindle DX、2012年発売のKindle Paperwhiteなどが含まれる。 これらの電子書籍リーダーに入っている既存のコンテンツは引き続きすべて利用でき、端末も読書用として動作し続ける。一方で、ユーザーは新しい作品を端末から直接入手できなくなった。 アマゾンは、これらモデルについて、長いものでは18年間サポートしてきたが、技術が大きく進歩したため「かなり古くなった」と説明している。同社は、現在もこれらの旧型Kindleを使っているユーザーに通知し、より新しい端末への買い替えを促す販促策を提供している。新しい端末では、利用体験が大幅に向上していることも強調している。 一部の人には不運な知らせだ。13機種のKindle端末が、書籍の購入やダウンロードのためのKindleストアにアクセスできなくなる。アマゾンが2026年4月に発表したこの変更は、現在すでに施行されている。以下に、影響を受ける機種の全リストと、それが読者にとって何を意味するのかを示す。 アマゾンが旧機種を切り捨てるのは今回が初めてではないが、重要なのは、影響を受けるKindleを持っていても、そこに入っている書籍が消えるわけではないという点だ(だから筆者は、何年も前に買って、ついに読まなければと心に決めたジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』のあの1冊も、気後れするほどの存在感とともに、今もそこで待っている)。 端末に入っているものはすべてそのまま残り、Kindleは今日と寸分違わぬ動作を明日も続ける。 ■ストア終了に伴って何が変わるのか ただし、今回の措置はこの電子書籍リーダーがKindleストアに今後接続できなくなることを意味する。したがって、新たに書籍を購入することはできない。新しいコンテンツを借りたりダウンロードしたりすることもできない。 ■どのKindleが影響を受けるのか 以下が、アマゾンのサポートを今後受けられなくなるKindleの全リストだ。 ・Kindle(2007年発売) ・Kindle 2(2009年) ・Kindle DX(2009年) ・Kindle DX Graphite(2010年) ・Kindle Keyboard/Kindle 3(2010年) ・Kindle 4(2011年) ・Kindle Touch(2011年) ・Kindle Fire(2011年) ・Kindle 5(2012年) ・Kindle Paperwhite(2012年) ・Kindle Fire 2(2012年) ・Kindle Fire HD 7(2012年) ・Kindle Fire HD 8.9(2012年) これらの機種のいくつかに、温かく心地よい懐かしさを覚えるとしても、それを責めるつもりはない。しかしアマゾンが指摘するように、これらの機種はもうかなり古い。 「これらの機種は少なくとも14年間、長いものでは18年間にわたってサポートされてきました。しかしその間に技術は大きく進歩し、これらの端末は今後サポートされなくなります。今もこれらを使い続けている方々には通知を行い、新しい端末への移行を支援するための販促を提供しています」と、アマゾンはZDnetへの声明で述べている。 公平を期して言えば、技術はその間に実際に大きく変わった。たとえば、Kindle DXと比べて、現在では画面のリフレッシュ(書き換え)時の点滅がいかに少なくなっているかを見てみるとよい。 新しいKindleは、このリストにあるどの機種とも──初代のPaperwhiteと比べてさえ──天と地ほどの違いがあるのだ。
David Phelan