米国株式市場=続伸、テクノロジー株主導 AI巡る懸念後退

ニューヨーク証券取引所(NYSE)(2016年4月6日)。REUTERS/Brendan McDermid

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場はテクノロジー株主導で続伸し、2週間ぶりの高値を付けた。人工知能(AI)の破壊的影響やコストへの懸念が後退し、AIがもたらす潜在的な利益に対する楽観的な見方が再燃している。

主要株価3指数はいずれも上昇し、テクノロジー株が中心のナスダック総合(.IXIC), opens new tabが上げを主導した。
AI革命の最前線に立つ半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabは、引け後に発表した第4・四半期決算で売上高が681億3000万ドルとアナリスト予想を上回った。同社株は時間外取引で約3%上昇した。
フィラデルフィア半導体指数(.SOX), opens new tabはエヌビディアの決算発表を前に1.6%上昇した。
年初来23%下落していたS&Pソフトウエア・サービス指数(.SPLRCIS), opens new tabは2.9%高。

ホライゾン・インベストメンツのポートフォリオ管理責任者、ザック・ヒル氏は「市場の一部では、ネガティブなセンチメントと極端な値動きの間で綱引きの状態となっている」と指摘。

「現時点では投資収益への懸念よりも、(AIによる)破壊的変革への警戒感の方がより深刻な問題として浮上している。投資家は、事業の存続そのものを脅かしかねないリスクと向き合おうとしており、期待通りのリターンが得られないことよりも重大な問題だ」と語った。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁もこの問題に言及し、AI導入で労働者が職を失うかどうかは明らかではないとし、この技術が労働者を支援し雇用市場の効率化に寄与する可能性があるという見解を示した。

ホームセンター大手ロウズ(LOW.N), opens new tabは年間売上高見通しが予想を下回り、株価は5.6%下落した。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.78対1の比率で上回った。ナスダックでも2.02対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は175億株。直近20営業日の平均は202億7000万株。

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