横浜ダービーは史上初のスコアレスドロー…未勝利続く横浜FMは攻撃停滞で開幕3戦1得点

横浜ダービーは0-0ドロー

[2.26 J1第3節 横浜FM 0-0 横浜FC 日産ス]

 J1リーグは26日、第3節を各地で行い、横浜F・マリノス横浜FCは0-0で引き分けた。史上初のスコアレスドローで、横浜FMはリーグワーストタイの今季3戦1得点で未勝利(2分1敗)が継続。横浜FCは昇格1年目で勝率五分(1勝1分1敗)と上々のスタートを切っている。

 平日ナイトゲームの横浜ダービー。横浜FMは前節・広島戦から中2日とあり、4-4-2のシステムを継続して先発4人を入れ替え、MF鈴木冬一、MF山根陸、MF天野純が今季初先発となった。一方の横浜FCは3-4-2-1の布陣を組み、MF新井瑞希が今季初先発を果たした。

 試合は開始直後、両チームにアクシデントが起きた。横浜FMはMF天野純、横浜FCはFW鈴木武蔵がそれぞれ接触のないところで負傷。天野はプレーを続けたが、鈴木は前半5分にFWジョアン・パウロと交代した。両チームを通じて最初のビッグチャンスは前半18分。横浜FMはMF井上健太の縦パスからMF遠野大弥が左足で狙ったが、右へと外れた。

 一方の横浜FCは前半29分、DF福森晃斗の縦パスをFW櫻川ソロモンが落とし、ジョアン・パウロがペナルティエリア左から左で狙うも、最初の決定機は枠外。同アディショナルタイム2分には右に流れたジョアン・パウロの折り返しが相手の中途半端なクリアを誘うと、MF新保海鈴が詰めたこぼれ球を櫻川が右足で狙ったが、大きく上に外れ、0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半は横浜FCがさらに勢いを強め、左サイドで巧みなポジションを取る新保や新井のドリブル突破を活かし、迫力のある攻撃を展開。攻めあぐね続ける横浜FMは後半13分に遠野と天野に代わってMF植中朝日とFWヤン・マテウス、同25分に井上とMF渡辺皓太に代わってFWエウベルとMFジャン・クルードを入れた。

 終盤は横浜FMが優勢のまま試合を進めたが、スコアを動かすには至らずタイムアップ。横浜FMは今季2分1敗で未勝利にとどまり、横浜FCは1勝1分1敗の勝率五分となっている。★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2025シーズンJリーグ特集
データ提供:Opta※大会の公式記録と異なる場合があります

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