ひとり暮らしの防犯対策に。シャオミの全部入りスマートロック
ここまでスマートになりました!
いまやスマホにスマウォにと、なんでも「スマート」が付く時代です。玄関のドアロックにもスマートロックの波が押し寄せているものの、その最先端を行きそうな「Smart Door Lock 2 Cat Eye Edition」が、Xiaomi(シャオミ)から発売されましたよ。
ロック解除からインターフォンまで幅広くカバー
Notebookcheckが報じたところによると、Smart Door Lock 2 Cat Eye Editionは、指紋認証でピッと解錠できるほか、BluetoothやNFCタッチ、パスコードなど、全9種類の方法でカギを開けられます。
ドアは基本的にオートロックで閉まりますが、これなら物理的なカギをうっかり忘れて出てしまっても安心ですよね。
シャオミの強みは、スマートフォンからEVにいたるまで、HyperOSで一元化が図られていること。例えば室内のテレビも、HyperOSでSmart Door Lock 2 Cat Eye Editionと連動し、来訪者の情報などもすぐにAI探知して映し出されます。
インターフォンの応答を、スマホアプリからリアルタイムに映像確認してできるようにもなっていますよ。万が一、カギが開いたまま外出してしまっていたり、なんらかの異常を検知したりすると、警報アラートも飛んできます。
ここまでやるか…な防犯防災機能まで
Image: Xiaomi女性のひとり暮らしなど、とりわけ防犯対策が必要なシーンでは、わざと男性の靴や傘を置いておいたり、いろんな工夫をしているという例は多いもの。
Smart Door Lock 2 Cat Eye Editionのインターフォン機能には、男性の音声で応答できるボイスチェンジャーまで標準装備されています。最近はアプリなどで、とりあえず男性の応対音声を流すなんて方法もありますが、スマートロックに最初から備わっているのは便利ですよね~。
あとスマートロックが動作するには、バッテリーが必要です。Smart Door Lock 2 Cat Eye Editionは、5,000mAhのリチウムイオン電池に加え、乾電池を同時に装備していて万全の稼働体制。おもしろいのは、USB-Cポートが備わっていて、非常時にはここからスマホを充電することだってできるように…もうなんでもアリです。
いろいろ後付けで、玄関のドアをスマートロックにしてしまう手法はあります。でも、Smart Door Lock 2 Cat Eye Editionの1,499人民元(約3万1000円)という価格は、ここまでそろっているなら価値ありなのでは? これから新築の装備として、こういうスマートロックの採用が広がっていくかもしれませんね。
Source: Xiaomi via Notebookcheck