「蚊のいない快適な庭」を作るために選んだのは「置いておくだけで効果抜群な缶」でした

※本記事は2024年7月19日に公開された記事を再編集して掲載しています。 Text and Photographed by Bon-Masu

6月頃から11月初旬まで、庭に出るとかなりの確率で蚊に刺されてしまいます。

主にヤブ蚊とかシマ蚊と呼ばれている蚊で、正式名称は「ヒトスジシマカ」。私にとって、夏の庭=痒い場所。

そんなイメージを拭うため、今年の夏は蚊対策をしっかり行ってみました

そもそも蚊を減らせないだろうか

痒いだけでも十分嫌ですが、ヒトスジシマカは、デング熱のウイルスを媒介することで知られています。

海外の病気という認識ですが、近年罹患者が増えてきているようです。蚊に刺されないようにする対策として、

・地面に噴射すると8時間は蚊を寄せ付けないスプレー ・渦巻き型の蚊取り線香

・肌に塗るタイプの防虫スプレー

などを使っています。

それぞれ効果はあるのですが、植木に水を掛けるときや、洗濯物の出し入れなど、ほんの1〜2分の用事では上記の対策をしないで済ませようとします。

すると、必ず何箇所か刺されてしまうのです。

根本的に蚊のいない庭にすることはできないのかな? そんなことを考えているときに見つけたのがこの缶です。

ボウフラストッパー出ちゃい缶

ハヤタ「ボウフラストッパー出ちゃい缶」990円(税込)

この「ボウフラストッパー出ちゃい缶」に水を入れて置いておくだけで、蚊の成虫数を減らすことができるようです。

水の中に産卵された卵がふ化し、ボウフラを経て成虫になっても缶の外には出られず死滅します。その結果、容器周辺の蚊を減らせるという仕組み。

蚊の卵は通過して、ボウフラが通過できない絶妙なサイズの網目がポイントです。

まずはレギュラーサイズを購入

3種類のサイズがありますが、まずはレギュラーサイズを購入。サイズは直径132×高さ91.5mmで、重量約150g。

置き場所を決めて、水を入れれば設定完了。草薮のようないかにも蚊が好きそうな場所に設置するのがオススメです。

苦手な人も多いと思いますので写真はありませんが、設置1週間後に缶の中を見てみると小さいボウフラが確認できました

2週間経ってもボウフラが確認できなければ、設置場所を変更しましょう。

ヒトスジシマカは行動範囲が狭く、数十メートルしか移動しないため、生息場所の近くで産卵しています。

ということは、この缶を生息場所に設置して、産卵させることができれば世代交代ができないということなので、その場所は蚊のいないエリアになります

蚊は卵からボウフラを経て成虫になるまでが、2週間程度。

そのあと成虫は1ヶ月程度の寿命なので、理論的には設置後1.5ヶ月ほど経過すれば庭で蚊に刺されなくなるはず!

蚊にお悩みの方は、ぜひ試してくださいね。

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